1 事業の目的・概要
鳥取空港に配備している化学消防車のうち1台(12,500.級)が老朽化し、更新(新規購入)が必要となった。当該車両は注文製造であり納品日までに1年以上の期間を要する。このため、令和4年度に発注した場合でも納品日は令和5年度となることから、債務負担行為を設定するものである。
2 主な事業内容
国土交通省航空局が定める「空港等における消火救難体制の整備基準」上、鳥取空港はカテゴリー8に相当し、化学消防車3台の配備が必要である。配備が不十分な場合、カテゴリーダウンとなり、通常運航していつ航空機が着陸できない場合がある。
既存の3台のうち1台(12,500.級)は、平成16年に納入後17年を経過し、近年では車体部の故障もあり、万一の場合には整備基準を満たさず、航空機の運航に支障を来す可能性がある。このような事態を避けるため、化学消防車1台(12,500.級)を更新する。
【債務負担行為期間】令和5年度
3 所要経費
140,910千円(令和5年度分のみ)
総額201,300千円【起債率75%】のうち、令和4年度当初予算60,390千円(前払金3割相当分)を除いた額。