ICT・産官学民連携建設生産性向上事業

　全国や県内他産業と比較して労働者の高齢化と減少が進む中、ＩＣＴ等の先端技術活用と住民協働の取組みを連動させ、持続的に地域の発展を支える「鳥取型建設生産性体制」を構築し、受発注者双方の働き方改革を進めるとともに、産官学連携により担い手の確保・育成を図る。

養成する。なお、当該システムの利用に必要なタブレット端末の運用・保守を行う。

道路維持管理システム及び砂防施設点検システムが新年度より運用開始されデータが集積されてくるが、このデータを利活用し更な

る業務の効率化を行うためにデータの利活用方法の企画及びデータの集計・分析を行う。

（３）担い手の確保・育成（6,500千円）
産官学連携の協議会により、学生のインターンシップの充実など、若者の入職拡大につながる取り組みを進めるとともに、ドローンによる測量実習などＩＣＴの普及拡大に伴う先端技術の活用を担う人材の育成進めて行く。併せて、ＳＮＳによる建設産業の魅力発信や高校生、既就労者を対象とした資格取得・技術力向上研修等を行う。

	細事業名	内容	要求額	前年度予算額	前年度からの変更点
１	ＩＣＴ活用による建設生産性向上	ICT基礎データ収集業務 タブレット運用保守 モバイルPC通信費 モバイルPC	８，０００ ８１７ ９７０ ５００	０ ８１７ ９７０ ５００
２	維持管理の効率化	インフラ維持管理システム支援 タブレット運用・保守等	５，３００ ５８０	３００ ５８０	インフラ維持管理システム支援業務を追加
３	担い手の確保・育成	担い手確保・育成(魅力発信・技術力向上等) ツナガルドボク（鳥取大学）	６，０００ ５００	４，６９４ ５００
合計			２２，６６７	８，３６１

（２）鳥取大学との共同研究により道路維持管理システムを開発し、タブレット端末を活用して日常点検業務の効率化を図るとともに、道路損傷情報の住民通報システムの試行を開始したが、より使いやすくするためにシステム改良を実施した。
（３）協議会による技術力向上研修、資格取得研修、魅力発信等の取組により、高校生等の建設産業に対する興味・関心が高まり、資格取得率が向上する等の成果が出ている。建設分野におけるＩＣＴの普及拡大を踏まえ、機械、電気電子、情報科高校等への研修支援を拡大するとともに、より早い時期からの地域の守り手としての建設産業の役割への理解を深めるために小中学校への魅力発信を進めている。