1)計画の位置づけ
国土強靱化基本法第13条に基づいて策定するもので、同法第14条に基づき国が定める国土強靱化基本計画と調和がとれたものとし、国土強靱化の観点から様々な他の計画の指針となるもの。
(2)計画期間
令和3年度〜令和7年度の5年間
(3)国土強靱化の考え方
いかなる自然災害が起こっても、機能不全に陥る事が避けられるような「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な地域・経済社会の構築
(4)基本目標
1人命の保護が最大限図られること
2県及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けずに維持されること
3県民の財産及び公共施設に係る被害の最少化
4迅速な復旧・復興
(5)施策の方向性 ※下線は第2期計画の新たな視点
1 持続可能で強靱な県土づくりによるSDGsの推進
2 災害時における新型コロナウイルス感染症への対応(避難所における必要物資の備蓄、分散避難の啓発など)
3 日本海国土軸の形成と太平洋側との諸機能バックアップ(高速道路ミッシングリンク解消、4車線化など)
4 ハード・ソフトを組み合わせた多重防御による地域づくり(耐震化や老朽化対策、流域治水への転換など)
5 交通・物流・人材ネットワークによる地域防災力の強化(防災リーダーの確保、支え愛マップなど)
6 行政、情報通信、エネルギー等の代替性・多重性の確保(再生可能エネルギー導入など)
7 国、自治体に加え、民間等の主体的な取組促進(住宅等の耐震化などを官民連携により推進など)
8 Society5.0社会の技術の活用と国土強靭化のイノベーション(インフラ維持管理に先端技術(IoTなど)の活用など)
(6)計画の推進方法
・毎年度:KPI指標を庁内WG会議で評価(KPI数 N=388(施策の重複分含む))
・中間年(R5年度):有識者による委員会で評価し計画見直し
・最終年度(R7年度):全面的な計画改訂