1 事業の目的・概要
ゲリラ豪雨等による異常気象により、全国各地で水害が多発している(近年では、平成29年7月の九州北部豪雨、平成30年7月の西日本豪雨、令和元年10月の東日本豪雨、令和2年7月の九州豪雨、令和3年7月豪雨等)。水害から人命・財産を守るために、順次河川改修を進めているところではあるが、相当の時間と費用を要することから、水防活動や避難体制といったソフト対策を充実させることで、県民の人命を守り、安全・安心を確保する必要がある。
2 主な事業内容
水防計画に基づき、国・県・市町村・関係機関・水防団の技術向上、非常時の円滑な水防活動の実施に併せて、県民の防災意識向上を図るため、水防訓練や水防講習会等)を行う。
3 要求額
(1)水防訓練等の実施 9,707千円(R3:6,689千円)
出水期に備え、各水防機関の士気高揚、水防技術の向上、水防体制の強化を図り、出水に備える。
・鳥取県水防訓練(東部) 9,094千円
・水防講習会(東部) 113千円
・中部水防訓練 500千円
(2)水防資機材の補充等 1,542千円(R3:300千円)
県所有の水防倉庫にある水防資機材の補充、拡充等に要する費用。
(3)水防功労者表彰 30千円(R3:30千円)
鳥取県水防功労者(団体)表彰の受賞者に対する記念品等
(10千円×3個人・団体)
(4)排水ポンプ車等管理運営費6,837千円(R3:2,372千円)
豪雨災害時等に浸水被害を軽減させるため配備している排水ポンプ車(3台)の操作、車検整備に要する費用。
(新規)清水川排水機場職員待機小屋リース代
(5)排水ポンプ車購入費 64,000千円(R3:0千円) ※緊急自然災害防止対策事業債(充当率100%、交付税措置率70%)
豪雨災害時等に広範囲の浸水被害を軽減させるため、排水ポンプ車(1台)の新規購入及び追加配備に要する費用。
<休止>水害・土砂災害に関するシンポジウム
平成25年度から治山砂防課と交互に実施している(台風接近の影響によりR元年度は中止、R2年度は延期し、規模縮小して開催)。
R3年度はコロナ禍を踏まえ、集客を伴わない方法による啓発活動を実施。