これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・各自治体の抱える史跡の整備及び活用に関する課題を連携して解決するとともに、史跡の情報発信や活用事業を実施する。
・文化財の適切な保存・保護を図るために、市町村や所有者等(所有者・管理団体)が行う文化財の保護・管理・活用に係る事業に助成を行う。
<取組状況・改善点>
・市町村、文化財の所有者及び管理団体が文化財の保存または活用のために行う事業に対し、経費の一部を補助金として交付し、文化財の適切な保護と保存を図った。
・島根県との連携に努めつつ、両県内の史跡の整備及び活用にかかるマネジメントを推進し、かつ両県で開催される文化財関連イベントの包括的な情報発信を実施。
これまでの取組に対する評価
・平成31年4月の文化財保護法改正を機に、文化財の保存・活用をさらに進めていく必要がある中で、各事業内容を鑑みながら、所有者や市町村等に対し指導、助言を行っている。それとともに、国指定文化財については、文化庁とも協議、調整し、適正な補助金の執行に努めている。併せて、文化財の保護と保存を行うことができた。
・開発事業との調整を図りながら、試掘調査等により地下の状況を確認することで、本調査の有無や工事立会などの措置をとるなどの判断ができ、埋蔵文化財の適切な保護が図れている。
・鳥取県及び島根県と両県の市町村が連携し、より良い史跡の整備活用について検討する会議の実施と、史跡の活用促進を目的とした情報発信事業を行うことで、効果的な文化財の保護と活用を促進できている。