<事業目標>
児童・生徒がICTを基盤とした先端技術等の活用が効果的に行えるよう、情報機器の整備や安定したネットワーク環境の整備を図る。
<取組状況・改善点>
- 学校のICT環境整備は、国が「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018〜2022年度)」で示す水準を目標に進めてきた。
- 令和元年度に国が新たに示した「GIGAスクール構想」の実現に向けて、高速大容量通信が可能な校内ネットワークやタブレット端末の整備など、更なるICT環境整備を進め、令和2年度中に整備を完了した。
- 「GIGAスクール構想」により児童・生徒が一人1台端末を利用した学習が進むことから、先生用端末の整備ややインターネット回線の増強を行う。
- 平成29年度より、セキュリティを強化するため、仮想環境でインターネット接続することにより、内部システムとインターネット接続の分離を行っている。令和3年度に当該仮想システムを増強した上で更新し、「GIGAスクール構想」を踏まえたネットワーク環境の充実を図るため、仮想環境への安定的な接続環境を確保していく。
※ICT:Information and Communication Technologyの略語。情報通信技術。
※GIGAスクール構想:児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想。GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略。