これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<取組>
近年、全国の交番、駐在所において、襲撃事案が多発し、地域警察官の生命が奪われる事案が発生している。その都度、危険防止措置や複数人勤務により対処しているが、更に夜間等対応警察官の隙を狙って犯行されており、既存の交番、駐在所の施設では、これまで安全面での対応ができていない部分があったため、所内のレイアウト変更により受傷事故のリスクを押さえる手立で対応している。襲撃防止対策として、令和2年度から3か年計画で、全交番、全駐在所に防犯カメラを設置することとしており、令和3年度は4か所の交番、31か所の駐在所に設置する。カウンターパネルについては、令和2年度に県下全ての交番に設置済みである。
これまでの取組に対する評価
<自己分析> 既存の交番、駐在所の施設では、これまで安全面での対応ができていない部分があり、県内16か所の交番、87か所の駐在所施設の大幅な改修や新築等は交番、駐在所の中長期的整備計画に基いて、安全施策を施しながら対応していく必要がある。
襲撃事案の未然防止と発生時に即時対応するため、犯人が逃走した場合に採証活動に使用できる防犯カメラ等を充実させ、襲撃事案発生時の対応を強化する。また、襲撃事案の未然防止と発生時の被害を最小限に防止し、被疑者検挙につなげることができれば、県民の生命、身体を保護し、治安サービスの向上にもつながる。