1 事業の目的・概要
国際的に穀物の供給懸念が生じ価格が高騰する中、輸入依存度が高い小麦等の安定供給体制を緊急的に強化するため、本県での水田における小麦等の生産拡大に向けた取組を支援する。
2 主な事業内容
項目 | 内容(対象事業) | 事業実施主体 | 補助率
(上限額) | 要求額 |
国産小麦産地生産性向上事業
(財源:国10/10) | 団地化推進 | 地域農業再生協議会
| 定額 | 10,000千円 |
| 営農技術導入支援 | 最大15,000円/10a |
| 機械・施設の導入支援 | 事業費の1/2以内 |
| 生産拡大支援 | 10,000円/10a |
| 生産性向上の推進 | 市町村 | 事業費の1/2以内 |
| 合計 |  |  |  | 10,000千円 |
3 背景
(1)小麦の国際価格は北米産の不作等に加え、ロシアのウクライナ侵攻により、両国からの小麦等の供給懸念が高まったことで、高水準で不安定な動きとなっている。小麦の国内需要の大半を輸入に依存しており、国際的な供給懸念や価格高騰の影響を受けやすい構造にであるため、食品関連企業において、原料を外国産から国産に見直す気運が高まっている。
(2)こうした情勢の急変を踏まえ、国産小麦等の安定供給体制を緊急的に強化する必要がある。
(3)本県での小麦生産は、過半が水田転作により取り組まれており、排水性の問題で生育に影響が生じやすいこと、成熟期が梅雨と重なり、品質や収量が低下しやすいことなど気象条件のリスクがある中、八頭町、倉吉市、大山町、南部町等で、排水対策等を講じた生産が行われている。
(4)本事業により、小麦生産の収益性向上つながる営農技術導入を支援することにより、水田転作による令和5年産小麦の作付拡大・定着を図る。