現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 水産振興局の売りたい・食べたいとっとりの魚発信プロジェクト
令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

売りたい・食べたいとっとりの魚発信プロジェクト

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水産振興局 水産振興課 漁業振興担当 

電話番号:0857-26-7680  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 11,633千円 11,829千円 23,462千円 1.5人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 11,633千円 11,829千円 23,462千円 1.5人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,633千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:11,633千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 境港は令和4年夏に、高度衛生管理型市場整備事業で整備している主要施設の2号上屋が完成し、高鮮度かつ衛生的な食糧供給や信頼でき持続可能かつ強靭なインフラなど多くのSDGs目標に貢献する機能が強化される。

     日本海側最大級の市場を有する鳥取県としては、これを絶好の契機として、生まれ変わる境港のみならず、鳥取県の水産業・水産物を官民一体となって内外にPRすることで県産魚への愛着形成やイメージアップを図り、販売及び消費拡大の促進による本県水産業の持続的発展を推進する。

2 主な事業内容

細事業名
内容
要求額
売りたい・食べたいとっとりの魚発信事業 鳥取県産魚の魅力である四季折々の多種多様な『鳥取の魚』をブランドとして確立するべく、県内外に集中して効果的に販売促進を行い、一層の県産魚の普及を進める。
3,855
境港市場2号上屋オープンセレモニー経費 体験型観光施設も備えた新水産市場の開場セレモニーの委託経費及び広告などに要する経費。
○セレモニー内容
     オープニングセレモニー、愛称の公表、マグロ解体ショー、物販、見学ツアー等
1,470
みんなの境港市場オープン記念イベント開催(1)食育イベント(サカナ料理を楽しもう!)の開催
      有名料理研究家を講師に招いた食育イベントを開催
      ・境港の旬の魚を食材としての料理教室
      ・食育セミナー
      ・イベント動画を収録し配信(レシピ公開)
(2)家事シェアセミナー(サカナを楽しむIN TOTTORI)の開催
      有名料理研究家を講師に招いた家事シェアセミナーを開催(男女共同参加センターと連携)
      ・境港の旬の魚を食材としての料理教室
      ・家事シェアセミナー
3,850
海洋ゴミ回収〜SDGs海の豊かさを守ろう〜・海の豊かさを守りながら漁港、市場の高付加価値化を目指し市場岸壁沿いの海洋ゴミを機械導入して回収する。
・社会科見学の体験メニューに追加
873
優良漁港認定取得 高度衛生管理型市場であることを対外的に証するため(一社)大日本水産会の優良漁港認定を受ける。
1,265
アフターコロナを見据えたインバウンド対応 アフターコロナを見据えた外国人観光客、クルーズ船客の漁港見学ツアーに対応するため、試験的に通訳(英語、中国語、韓国語)を派遣する。
320
11,633

3 背景

○県産水産物の認知度の現状

・鳥取県では多種多様な魚介類が水揚げされているが、ブランド化している松葉ガニ、夏輝(イワガキ)、ハタハタ等以外は県外で十分PRされていない。

・鳥取県の魚のイメージを調査したところ、県産魚PR推進協議会等がPRしている松葉ガニ、白イカ、モサエビが上位を占めており、県魚のヒラメは認知度が低い。また、松葉ガニ以外は県外での認知度が低い。

・ブランド魚種や大衆魚以外にも、漁獲が多いが未利用魚と言われるものや逆に希少性が高すぎて売りにくい水産物があり、これらの高付加価値化やPR戦略の工夫が求められている。

○鳥取県における水産物流通の特徴

・県東中部の量販店では、境港産魚介類の販売が少ないため、圧倒的な水揚量を誇る境港でどのような魚が漁獲されているかあまり知られていない。これが因幡と伯耆の食文化にも現れており、県東中部では、これ以上境港産水産物の需要増が期待できない。

○境港高度衛生管理型市場整備事業による2号上屋の完成

・境港は令和4年夏に高度衛生管理型市場整備事業で整備している2号上屋が完成し、主要施設がリニューアルオープンを迎える。漁業者、卸売業者、仲卸業者も協力して境港の安全安心に向けた取組を進めており、県も境港の水産物の取扱い量増加を目指し、全国にPRする必要がある。

○アフターコロナを見据えた動き

・新型コロナウィルス感染症拡大前は、多くの外国人観光客が、境港水産振興協会HPから漁港見学ツアーに予約参加し、対応できる人手が不足している状況だった。現在、アフターコロナを見据えて国際便再開に向けた動きが進んでおり、令和4年度は再び外国人観光客が増加し、人手が不足することが想定される。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

事業目標
○令和5年度の鳥取県の漁業所得を6,254百万円に増加させる。(浜の活力再生プラン)
 うち、境港地区は令和5年度の漁業所得を3,225百万円とする。
県全体漁業所得
令和2年度実績5,600百万円⇒令和5年度目標6,254百万円
令和2年度実績1,967百万円⇒令和5年度目標3,225百万円
○新市場に調理実習室やお魚学習室などの体験型観光施設を整備し、同時期に新装オープンする水産物直売センターとも連携することにより、市場に来場する一般客数を増加させる。
新市場と新水産物直売センターは、境港市観光協会と定期的な協議を重ねるなど今まで以上に観光連携を強化していく。
【平成29年 実績】:2,519人
【令和2年 実績】:593人
【令和4年度 目標】:9,000人以上
【令和5年度 目標】:13,000人以上

これまでの取組に対する評価

・さかいみなと漁港・市場活性化協議会は、漁港・市場を中心とした産地境港の活性化 を推進するため、 平成25年3月に「社会に信頼され、活力があり、親しまれる漁港・市場」を将来のあるべき姿とした「さかいみなと漁港・市場活性化ビジョン」を策定 した。

・ 「親しまれる漁港・市場」を目指し、来場者が安全に市場を見学できる吹抜け回廊に接続した展示ホールや展望デッキ、食育 ・ 体験型観光にも利用できる調理実習室の活用など、2号上屋2階の展示スペースの活用や展示内容について具体的な検討を進めてきた。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 11,633 11,633 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,633 11,633 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0