現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 水産振興局の漁業就業者確保対策事業
令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

漁業就業者確保対策事業

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水産振興局 水産振興課 漁業経営担当 

電話番号:0857-26-7313  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度予算額(最終) 117,895千円 26,024千円 143,919千円 3.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:0千円    財源:単県 

一般事業査定:計上 

事業内容

1 事業の目的・概要

 高齢化と後継者不足による活力低下が進む漁村の担い手を確保するため、新規就業希望者の受入れ、指導体制を整備・支援する。また、新規就業者が着業する際に必要な漁船・機器等の取得に必要な支援を行う。

2 主な事業内容

○漁業経営開始円滑化事業の補助対象経費上限額の変更


     漁業経営開始時に必要な漁船等を漁協が新規就業者に貸与する経費の支援事業について、近年、漁船、漁労用機器、漁具の価格高騰が著しく、新船建造の経費がかさみ、現状では漁具の整備が困難な状況となっている。
     (※)令和4年船体価格: (平成30年比)約1.2倍

     新船の価格上昇に伴い、整備費用が比較的低く抑えられる中古船についても、既存漁業者も含め、その需要が高まっており、また、漁業者の取り扱う漁法・魚種に適した大きさ・装備の中古船を見つけることは難しく、新船の建造に向かわざるを得ない現状にある。

     漁業経営開始には、漁船・漁労用機器・漁具の全てが不可欠であることから、新規就業者の負担を軽減し、独立直後からの経営安定を可能とするため、補助対象経費上限額を変更する。


    【変更前】
    漁船等貸与対象者
    補助対象経費・上限額
    漁業開始年齢又は研修開 始年齢が50歳未満の者 漁船、漁労用機器、漁具
     30,000千円
      ↓
    【変更後】
    漁船等貸与対象者
    補助対象経費・上限額
    漁業開始年齢又は研修開 始年齢が50歳未満の者  漁船、漁労用機器
       30,000千円
     漁具         5,000千円
     計          35,000千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)事業目標
○受入体制の拡充や経済的負担の軽減による、漁業新規就業者の増加(目標35人)
(2)取組状況
○本事業の創設後、80人の独立型研修を実施し、421人の雇用型研修を実施した。そのうち、独立型研修では49人が独立就業を果たし、雇用型研修では327人が着業した。(令和3年11月1日現在)
○また、独立型研修を終了し着業する際の漁船等取得経費を支援し、42人の新規就業時における初期投資を軽減した。
(3)改善点
○平成28年度からは独立型研修、雇用型研修事業を一本化し、独立型研修費を貸付金から給付金に変更した。
○漁業活動相談員の設置を支援し、漁業経営や新規就業の相談体制を整えた。

これまでの取組に対する評価

〇全国の漁業就業者の減少傾向と比べ、減少率が鈍化傾向にあるとともに、漁業就業者に占める新規就業者数の割合は全国最高の2.84%となっている。
※漁業就業者数の推移(H15年に対する割合)
・鳥取県:H20年101.8%→H25年85.7%→H30年73.1%
・全国:H20年93.1%→「H25年75.9%→H30年63.8%
(H30年漁業センサス結果)
〇あわせて、全国に比べ59歳以下の割合が高く、特に29歳以下の若い漁業就業者は、5年前と比較し、全国では約2割減少しているところ、本県では121人から135人と約1割増加している。
※29歳以下の漁業者数の推移
・鳥取県:H20年127人→H25年121人→H30年135人
・全国:H20年14,392人→H25年12,395人→H30年10,459人
(H30年漁業センサス結果)

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求総額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0