当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

台湾交流推進事業

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交流人口拡大本部 交流推進課 東アジア交流担当 

電話番号:0857-26-7122  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度当初予算要求額 7,515千円 7,886千円 15,401千円 1.0人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 3,371千円 7,921千円 11,292千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,515千円  (前年度予算額 3,371千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

2018年11月の台中市との友好交流協定締結以降、観光やサイクリングの分野でも両地域間の交流が活発化しているところ。

    この流れを逃さず、青少年、観光、農業、スポーツによる台湾との交流推進、県民の国際理解向上・民間交流の活性化による交流人口拡大のため、これらを促進させる具体的事業を実施する。また、交流を台中市以外の地域(台南市、台北市)にも拡大し、青少年分野での交流の取組を行う。

    なお、新型コロナウイルス感染症の影響により安全な相互訪問ができない場合は、可能な限りリモート交流などの代替事業を実施する。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
鳥取県中学生サマースクール団派遣事業台中市との青少年交流を通した相互理解、国際理解を目的に、県内中学生サマースクール団を派遣するもの。隔年で派遣と受け入れを実施。
 期間:2022年8月上旬 3泊4日
 団員:子ども会ジュニアリーダー(中学生)10名、
     団長1名、県随行2名
 概要:学校交流、ホームステイ、台中市視察、
     学生間交流等
1,650
990
海外大学生インターンシップの受入事業県内の宿泊施設等で台湾・香港の大学生を1か月程度受け入れ、職場体験を通じて鳥取県の魅力をSNS等で情報発信してもらい観光客誘客につなげるとともに、県内観光事業者等のインバウンド能力向上を図る。
 期間:2022年7月下旬〜8月下旬 1か月
 参加者:約45名(台湾及び香港の大学)
 研修施設:県内宿泊施設12か所程度
 概要:県内宿泊施設での接遇研修、職場体験、
     県内観光地視察等
134
134
【新】まんがによる青少年交流事業人気の高いまんがをきっかけにしたオンラインでの青少年交流及びまんが教室を行い、台北市との青少年及び文化交流を促進し交流人口拡大に繋げる。
 時期:2022年度中
 参加者:30名程度(日台で半数ずつを想定、台北市及び鳥取県の高校生/大学生)
 概要:まんが教室(講師による講義、作品制作)、両県市青少年のオンライン交流会
※制作した作品は国際マンガコンテストに出展
104
新規事業、オンライン開催
台中市サイクリング交流団の受入事業台湾の交流団に県内サイクリングイベントに参加いただくことで、サイクリングをきっかけとした鳥取の魅力を継続的に体験してもらい、観光交流及び自転車交流の促進を図る。
 期間:2022年秋頃
 参加者:20名
 概要:県内で開催されるサイクリングイベントに台湾サイクリングチームや学生等が参加する際の自転車借上、参加費
1,089
1,089
【新】文化交流推進事業台湾青少年(小学生〜高校生)向けに、本県から伝統工芸に関わる講師を派遣し体験授業を実施。合わせて伝統工芸に関する展示会を開催し、本県の認知度向上、文化芸術を通じた交流促進及び教育旅行へ繋げる。
[講師派遣]
期間:2022年度中 3泊4日
派遣:伝統工芸に携わる方1名、随行2名
場所:台南市及び台中市の小・中・高校 計4校
概要:作品制作の体験授業、鳥取県紹介
[伝統工芸作品展]
期間:2022年度中 1か月程度
場所:台南市または台中市のギャラリー等
概要:派遣講師に関する伝統工芸作品の展示
1,080
新規事業
県内芸能団派遣事業台湾内での本県の認知度向上及び文化交流を推進するため、台中市主催の大型イベントや交流事業に県内芸能団を派遣する。
派遣者:伝統芸能団(しゃんしゃん傘踊り、三徳山行者太鼓保存会、がいな万灯など)10名
イベント:ランタンフェスティバル、台中温泉祭りや三朝町の交流15周年記念事業
2,000
昨年度は動画提供で要求
【新】台湾セミナーロナ終息後を見据え、台湾の現状等について学ぶセミナーを開催し、台湾について知見を深め、経済等の新たな分野での交流の可能性を模索する。
期間:2022年度中 2回
場所:鳥取市内
概要:鳥取台湾ファンクラブの台湾現地代表や台北駐大阪経済文化弁事処長によるセミナー
300
新規事業
中市との次年度交流協議時期:2023年2月頃
協議者:2名(交流推進課長、国際交流員)
標準事務費
標準事務費
台湾フェスタ本県と台中市との交流や台湾の食文化等を広く紹介することで、台湾に対する理解促進と両地域間の交流推進を図る。
期間:2022年11月
場所:鳥取市内
概要:各種ブース出展(台湾料理・スイーツブース、文化体験ブース、交流展示ブース)、芸能団による芸能披露、オープニング
1,158
1,158
10
台中市とのまんが連携事業
【再掲】
「まんが」を活かした連携事業を行い、まんが王国とっとりの認知度向上及び観光客誘客を図る。(「台中市漫画動漫博覧会」への出展)
時期:2022年8月頃
概要:ブース出展、ステージパフォーマンス
まんが王国官房予算
まんが王国官房予算
合計
7,515
3,371

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○事業目標
 県民の台湾に対する理解向上、台湾との交流人口の拡大及び民間交流促進に向け、台湾に触れることができる機会を昨年度より多く創出する。

○取組状況
 梨穂木の輸出をきっかけに1997年から農業、青少年、文化の分野で台中市と交流を行っているが、2018年11月の友好交流協定締結以降は、スポーツ(サイクリング)、物産、観光の分野でも交流を推進している。
 相互往来に係る事業(サマースクール団の派遣、海外大学生インターンシップ受入、自転車交流団の受入)は、代替でオンラインを活用した交流会や県内で台湾の認知度向上を図る事業を実施し、交流人口拡大に努めている。

〇改善点
 これまで実施した事業のうち、一定の役割を果たしたものなどの一部廃止を行うとともに、台湾との更なる交流の発展のため、新たに台北市との新規事業や台南市との交流拡大事業に取り組むこととしている。

これまでの取組に対する評価

○新型コロナウイルス感染症の影響で往来による交流は実施できないものの、オンラインを活用し、本県と台中市の中学生同士による交流会の開催(サマースクール団派遣の代替)、海外大学生向けの接遇研修や受入施設との意見交換会(インターンシップ受入の代替)など、関係者の協力を得て、相互交流を行っている。

○サマースクール団の相互派遣により、青少年(中学生)の異文化理解促進と国際感覚の養成に繋がっている。特にホームステイと学校での交流は、言葉の壁を越えた絆を作ることができている。また、インターンシップ事業では、毎年約50名の学生が来県し、日本式のおもてなしの体得と日本語能力の向上を図っている。受入施設側も、今後益々需要の増えるインバウンド対策としての海外目線での受入体制整備や、県の魅力向上に繋がっている。

○加えて、インターンシップ事業の縁で、2021年3月に三朝温泉旅館協同組合が台中市内の大学と長期インターンシップの覚書を締結し、本県と台湾の架け橋となる人材の創出にも寄与している。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,371 67 0 0 0 0 0 0 3,304
要求額 7,515 0 0 0 0 0 0 0 7,515