○県内中小企業の後継者不在率は77.9%(全国2位)と非常に高く、現状を放置すると企業の休廃業が急増し、多数の雇用・経済価値・ノウハウ等の損失が懸念される。
○そのような状況下で、本県では平成27年5月に「鳥取県事業引継ぎ支援センター」を開設。また、平成30年8月には県内の商工団体や金融機関、市町村等を構成員とする「鳥取県事業承継ネットワーク」を構築し、さらに同年9月に「鳥取県事業引継ぎ支援センター西部拠点」の開所して、県内中小企業者の事業承継を支援してきた。
○また令和2年度には経営者保証コーディネーターを1名配置、令和3年度には事業承継支援センターと事業承継ネットワーク事業を統合し「鳥取県事業承継・引継支援センター」として事業承継にかかる総合的な相談対応を実施する体制を整えた(本県は従前より一体的に運用)。
○本県においては、独自の支援制度(事業承継経営強化奨励金、事業承継支援補助金)を創設し、事業承継支援を展開している。