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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

鳥取砂丘活性化・魅力向上プロジェクト

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交流人口拡大本部 観光戦略課 魅力発信担当 

電話番号:0857-26-7237  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度当初予算要求額 109,887千円 10,252千円 120,139千円 1.3人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 7,500千円 792千円 8,292千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:109,887千円  (前年度予算額 7,500千円)  財源:単県、国庫、寄付金、 

事業内容

1 事業の目的・概要

新型コロナウイルス感染症の拡大以降、国立公園を始めとする自然公園の価値が改めて見直されていることから、鳥取砂丘の観光振興や、魅力向上に向けた取組、滞在環境及び公園利用者の受入環境の整備等を一体的に進め、鳥取砂丘の魅力向上に向けたソフト及びハードの一体整備を鳥取市と連携して進める。

    なお、本プロジェクトは、「鳥取砂丘の観光振興、活性化及び保全における鳥取県と鳥取市との連携協約」による調整等を踏まえ実施する。

2 主な事業内容


(1)鳥取砂丘をフィールドとした魅力向上につながる取組への支援(県・市が各1/2負担で実施)
 鳥取砂丘の魅力向上に向け、砂丘の魅力を学んだり、西側エリアの活用の方向性である「学び、遊び、泊まり」に繋がる活用を促進するため、民間団体、個人等が取り組むイベント等への支援を行う。
(単位:千円)
細事業名
負担対象事業・補助対象経費
実施主体
要求額
前年度からの変更点
「日本一のすなば」魅力まるごと事業負担金「日本一のすなば」魅力まるごと事業補助金を受けイベントを実施する団体を支援する鳥取砂丘未来会議への負担金
鳥取県・鳥取市負担金 各6,800千円

【補助率】1年目4/5、2年目2/3、3年目1/2
【補助上限】1,000千円
【実施主体】非営利公益活動団体、地域住民組織、個人 等
鳥取砂丘未来会議
6,800
県・市連携推進枠(補助上限1,000→1,500千円)を追加
ウィンター・イルミネーション支援事業鳥取砂丘イリュージョンの実施に係る経費
 鳥取県・鳥取市負担金 各7,500千円
鳥取砂丘イリュージョン実行委員会
7,500
合計
14,300
    【令和4年度 支援内容拡充(案)】
    鳥取砂丘の4エリア(西側・東側・中央・多鯰ヶ池エリア)のうち2エリア以上を活用し、周遊させる事業については連携推進枠として、支援を拡充(補助上限額1,000千円→1,500千円に拡充)。
    ※鳥取市との連携協約(鳥取砂丘の観光振興、活性化及び保全における鳥取県と鳥取市との連携協約)を受け、鳥取砂丘未来会議で実施する「日本一のすなば」魅力まるごと事業補助金」の制度拡充。鳥取砂丘全体の周遊・滞在時間の延長を図る。
    ※なお、拡充(案)については、今後、鳥取市と調整し、鳥取砂丘未来会議に諮る予定。


    (2)鳥取砂丘西側地区の受入環境整備
    新型コロナウイルス感染症の拡大以降、国立公園を始めとする自然公園の価値が改めて見直されていることから、鳥取砂丘においてアフターコロナを見据えた滞在環境及び公園利用者の受入環境の整備を進める。
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
鳥取砂丘西側整備
      内容
金額
備考
県休憩舎改修工事
67,503
工事請負費
県休憩舎展示工事
4,584
工事請負費
中国自然歩道支線設計・工事
12,900
委託料 4,800
工事請負費 8,100
84,987
    ※自然環境整備交付金充当(補助率1/2)
84,987
鳥取砂丘エリアサイン整備
      内容
金額
備考
エリアサイン設置
7,000
工事請負費
    ※国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業補助金充当(補助率1/2)
7,000
多鯰ヶ池自然探勝路整備
      内容
金額
備考
自然探勝路整備設計
3,600
委託料
    ※国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業補助金充当(補助率1/2)
3,600
合計
95,587

3 背景

    【「日本一のすなば」魅力まるごと事業負担金】
    ○「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例(平成21年4月施行)」の取組を推進する中心組織として、「鳥取砂丘再生会議」に替わり平成30年11月に設立された「鳥取砂丘未来会議」が、各イベント主催者に鳥取砂丘新発見伝イベント事業補助金を交付している。
    ○旧補助事業は一定の成果が出ているところだが、砂丘の活用を時流に応じて高めていく必要があることから、令和2年度からのイベントを対象に新たな支援制度として「日本一のすなば」魅力まるごと事業を創設した

    【鳥取砂丘西側地区受入環境整備(向上)事業】
    ◆滞在環境上質化事業
    ・環境省の国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業を活用し、環境省、県、市で策定した鳥取砂丘エリア国立公園利用拠点計画(令和2年2月策定)に基づき整備を進める。
    ◆ビジターセンター
    ・平成30年10月に砂丘東側に開館した鳥取砂丘ビジターセンターの分館として、ビジターセンター西側施設(仮称)が令和5年春に開館予定
    ・東側は主に観光客をターゲットに砂丘全体の展示・案内など総合的役割を担い、一方、西側施設は観光客に加え年少児童・幼児を連れたファミリー層をターゲットに学習や体験機能を主に整備し、砂丘地域全体の利用促進を図る。
    ◆県休憩舎
    ・ビジターセンター西側施設と一体的に整備する県休憩舎には、砂丘に関する基本情報(大型エリアマップや観察ポイント、自然・文化・歴史に関する情報等)の展示等を行う。
    ◆キャンプ場等
    ・鳥取市は鳥取砂丘西側整備構想(令和2年3月改定)に基づき、サイクリングターミナル、柳茶屋キャンプ場への民間活力導入による滞在型観光施設の整備について検討する中で、県こどもの国キャンプ場の一体的運営も可能とし、「鳥取砂丘西側エリアの滞在型観光施設の整備に関するサウンディング型市場調査」を実施した結果、令和5年春の完成に向け、3施設を一体的に整備する方針となった。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・鳥取砂丘イリュージョン
 冬の風物詩として砂丘イリュージョンを実施することで、冬季の主要観光素材とし、県内外からの誘客を図ることを目標とする。
 冬季の観光素材として、平成15年から始まり、15年間実施し、冬の鳥取砂丘の風物詩となっている。平成27年に継続中止が決まったが、継続希望の声が集まり、運営主体が変更し継続することになった。


・「日本一のすなば」魅力まるごと事業負担金
鳥取砂丘新発見伝事業は平成12年から行っており、県民主導のイベント展開で、砂丘の新たな魅力の認知・定着化を図っており、創設後約20年が経過し、一定の成果が出ているところ。
・砂丘の活用を時流に応じて高めていくこと、予算規模の見直し等が必要なことから、令和2年度から新たな支援制度を立ち上げた。

これまでの取組に対する評価

・鳥取砂丘イリュージョン
 天候等の影響もあり、年によって来場者数が変動することが多いが、これまで約132万人の来場者がある。冬季の砂丘への観光客誘客を担っている。(令和2年度は新型コロナ感染拡大のため中止


・「日本一のすなば」魅力まるごと事業負担金
本事業を契機に砂丘の活用に関する新たな企画が着実に動きだしている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,500 0 0 0 0 0 0 0 7,500
要求額 109,887 47,793 0 0 0 36,000 0 0 26,094