事業概要
専門的な知識、経験が必要な診療費の算定業務及び窓口業務(患者受付、患者負担金の収受等)の委託について、債務負担行為により複数年契約を行う。
契約期間及び所要経費
(1)契約期間 令和5年4月1日〜令和8年3月31日
(2)所要経費(委託料) 総額 65,817千円
@1,662,000×12ヵ月×1.10=21,939千円
21,939,000×3年間=65,817,000
※参考(現契約)
・契約期間 令和2年4月1日〜令和5年3月31日
・契約金額(予算額) 51,876千円(51,876千円)
・入札方法 総合評価競争入札
債務負担行為の理由
・複数年契約の締結により、受託業者は従業員を長期・安定して雇用できることから、従業員の業務習熟が促進され、業務の質及び効率の向上を実現し、審査機関・保険者の査定による減収の防止を図る。
・受託業者における人材確保・養成に係る経費の節減が見込め、委託料の縮減が期待できる。
委託業務の主な内容
(1)医療計算業務(医科・歯科)※オンライン資格確認システムとの照合作業を追加
(2)診療報酬請求業務
(3)外来受付業務
(4)データ提出加算業務 ※追加
契約方法
(1)契約方法
総合評価競争入札
(2)評価委員会の開催
入札に際しては、業務精通者により構成する評価委員会を設置し、募集要項の審査・決定及び契約業者の審査を行う。
※評価委員会の開催に係る経費は当初に要求済。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
医療事務(外来窓口対応、診療費計算(入院・外来)、審査機関に対する診療報酬請求等一連の業務)は、平成13年度中途まで職員により行っていた。しかし、診療行為の高度化・専門化に伴い、事務の複雑化と併せて2年ごとの診療報酬改定があり、数年で人事異動のある職員が対応することは困難となった。
このため、平成13年10月から当該業務を医療事務に精通した業者に委託している。
これまでの取組に対する評価
医療関連の収入(使用料、手数料)は、年間3億円余と当センター運営の財源として非常に重要で、日々窓口で受領する患者負担金のほか、審査機関(保険者)に対して請求する診療報酬はその根幹をなしている。診療報酬の算定には、制度に専門的知識・経験を持つ者によることが必要であり、今後も当該業務に精通した者に業務委託することが不可欠である。