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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

デジタル田園都市鳥取県戦略推進事業

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総務部 情報政策課 次世代戦略室 

電話番号:0857-26-8319  E-mail:jouhou@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度当初予算要求額 21,888千円 3,154千円 25,042千円 0.4人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 0千円 4,731千円 4,731千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:21,888千円  (前年度予算額 0千円)  財源:国1/2、臨時交付金 

事業内容

1 事業の目的・概要


     行政が保有する個別分野のビッグデータ(※)を活用し、長年懸案となっている課題解決にチャレンジするほか、県内産業の発展や中山間地の活性化など、DX(デジタルトランスフォーメーション)による県民の豊かさの実感に繋がる鳥取県版Society5.0社会実現に向け、行政、大学、企業、各種団体等が保有する様々な分野のビックデータの従来の枠組み枠を超えたデータ連携、データ活用について、産官学連携による取組を開始する。
    (※)ビッグデータ
     行政による施策展開や企業活動時に情報システムを活用し生み出した膨大データのこと

2 主な事業内容


(1)デジタル田園都市鳥取県戦略の推進

事業名
内容
要求額(千円)
CIO情報戦略ラウンドテーブルCIO等に対して専門的・技術的見地から助言等を頂くCIO情報戦略ラウンドテーブルの実施
306
デジタル田園都市鳥取県戦略推進事業・行政が保有するビッグデータを活用し、長年懸案となっている課題の解決を図るためのクラウド環境「とっとりデジタルラボ(仮称)を整備する。
・あわせて、行政、大学、企業、各種団体等が保有する様々な分野のビックデータの利活用やデータ連携基盤の在り方等について検討する専門組織を新設し、DXによる新サービス創出を含む県内産業の発展や中山間地の活性化を推進する。

<R4年度実行テーマ>
・森林ビッグデータを活用し、林業現場での課題解決につなげる
 (想定課題:境界不明・所有者不明林地問題、施業シミュレーション)
 ※スマート林業実践事業において、とっとりデジタルラボを活用して実施
16,956
合計
17,262

(2)デジタル人材の育成
細事業名
内容
要求額(千円)
デジタル活用研修会
(高齢者向け)
・高齢者向けスマホ教室
(防犯、防災、感染症関連のアプリ等の設定、LINE等の連絡用ツールの使い方、ZOOM等のウェブ会議ツールの使い方、ネットトラブル解消 など)
2,076
デジタル活用研修会
(中山間地域向け)
中山間地域の地域運営組織等に対して、SNSの使い方・情報発信研修、デジタル技術の活用方法・基礎知識・基本操作等の習得に向けた講習会の開催や周辺機器整備を支援
2,550
デジタル活用伴走支援
(小規模事業者向け)
・専門事業者が商店街等の事業者グループに伴走支援しながらデジタルを活用して戦略的な情報発信をサポート
※ポストコロナを見据えた商店街等新展開支援事業
(6,160)
デジタル未来人材育成事業
(子ども向け)
・子どもたちへのICTへの関心を高めるため、実践的なICT技術に関する体験教室を開催
・民間企業と連携した児童・生徒向けの先進的なプログラミング教育を実施
※ICT(情報通信技術)企業基盤強化支援事業
※GIGAスクール実践拡大事業
(2,124)
合計
4,626
(12,910)

    (3)分野別の具体的取組

    <宇宙産業DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    鳥取砂丘月面化プロジェクト事業月面と鳥取砂丘の関係性をデジタル技術により把握するとともに、鳥取砂丘を活用して行われる様々な宇宙関連の実証等に活用できるデータを整備することで、鳥取砂丘を月面を疑似した実証フィールドとして活用できるようにする。
    ・月の砂と鳥取砂丘の砂のデータを分析し、砂の状態を把握
    ・鳥取砂丘でドローンによる三次元測量を行い、地形再現に活用
    ・月面環境を疑似したフィールドを構築
    164,599

    <観光DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    ビッグデータを活用した戦略的観光プロモーション推進事業
    (交流人口拡大本部)
    ・来訪している観光客の属性・行動を把握するとともに、旅行後に再訪を促すための情報発信を行うため、CRM(顧客関係管理)による観光客情報を収集・分析・活用する。
    ・航空事業者と連携し取得したデータ携帯電話の端末情報等を活用し、より最新で正確な行動データを取得・分析し、オープンデータ化することで、県内の観光業の変革を促進する。
    24,000
    とっとり宿泊予報プラットフォーム推進事業(生産性革命) 
    (商工労働部)
    AI・ビッグデータを活用した宿泊需要予測システムである「とっとり宿泊予報プラットフォーム」及び予測に基づく業務プロセス改善事例を、県内宿泊事業者に展開し、県内宿泊業のDX及び生産性向上につなげる
    3,200

    <交通DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    鳥取型MaaSによる地域交通サービス化推進事業
    (地域づくり振興部)
    新型コロナがもたらした生活スタイル・働き方の変化や超高齢化社会の到来への抜本的対策として、交通を統合して一体的なサービスとして提供するMaaS及び、交通と交通以外のあらゆる産業が結びつき移動関連サービスを生み出すBeyond MaaSを鳥取の地域特性を踏まえた鳥取型MaaSとして推進する。
    18,600

    <建設産業DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    産官学連携とっとり建設DXしごと改革プロジェクト事業
    (県土整備部)
    インフラの維持管理にDXを取り入れ業務効率化を図る(ドローンによる橋梁点検、ビッグデータを活用した点検・補修業務の効率化等)
    262,249

    <中小事業者DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    小規模事業者等デジタル変革推進事業
    (商工労働部)
    経営基盤が弱くデジタル化が十分に進んでいない状況を踏まえ、主に小規模事業者を中心に、デジタル化投資の加速、さらにはDX導入への誘導を図り、経営力強化につなげていく。
    41,435
    県内産業基盤・DX化事業
    (商工労働部)
    本県産業の成長軸となり得る分野への「未来への投資活動」を本格的にスタートするに当たり、これを支える基盤の一つとなる「産業DX」の県内事業者への導入を推進する。
    25,853

    <農林水産業DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    スマート農業社会実装加速化総合支援事業
    (農林水産部)
    農業の持続化とデジタル化の推進に繋がる現場ニーズの高いスマート農業の導入を加速化することを目的とし、社会実装として普及性の高いスマート農業技術の推進を図る。
    83,073
    スマート林業実践事業
    (農林水産部)
    森林情報のデジタル化を進めるとともに、スマート林業技術の現場への普及を進め、森林施業の効率化・低コスト化に繋げる。また、これまでデジタル化してきた森林情報等県の保有するビッグデータを活用し、林業が抱えている課題の解決に繋げる
    88,954

    <物流DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    デジタルグリーン物流推進支援事業
    (商工労働部)
    アフターコロナの物流増やスピーディーかつ高品質な物流に対応するべく、デジタル化、脱炭素社会に必須な物流の自動化・非接触化などのソリューションを活用し、ロジスティックスの効率化による県内産業の底上げを図る。
    5,500

    <マーケティングDX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    ハイブリッド型海外需要獲得強化事業
    (商工労働部)
    世界各国に拠点を持つジェトロ・クレアとも連携し、オンラインとリアルを組み合わせた「ハイブリッド」型支援により、県内企業がコロナ・国際情勢の如何を問わず、世界中で需要獲得できる体制を構築する。
    13,000
    デジタル化で取組む販路開拓支援事業
    (農林水産部)
    デジタル技術を活用することで時代の潮流に乗り、競合産地に負けず、選ばれる産地になれるよう、DXを活用した顧客と繋がる仕組みを構築し、県産品の販路拡大の加速化を図る。
    20,000

    <教育DX>
    事業名
    事業概要
    要求額(千円)
    GIGAスクール実践拡大事業
    (教育委員会事務局)
    ・「STEAM Lab(仮称)」を県立高校2校に新たに設置し、最新のICT端末や通信機器、ものづくりのための機材を整備
    ・1人1台端末による多様なインターネット活用に対応するため、今後増加する通信に備え通信機器及び通信環境を強化する。
    181,771
    未来を拓くとっとり学力向上プロジェクト
    (教育委員会事務局)
    1人1台端末から得られる学習データ、生活データを統合・連携させる学習支援プラットフォームを活用し、教育データ活用による学力向上を図る。また、学力の伸び等を可視化し、個別指導に生かすカルテシステムを構築する。
    27,980
    デジタル化時代の知の拠点づくり
    (教育委員会事務局)
    地域独自の歴史や文化に関する資料を容易に利用できる環境を整え、次世代に伝え残していくため、図書館の貴重な資料を電子化し広く公開する
    24,878

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)事業目標
 行政などが保有するデータを集積し、集積したデータの分析・活用によるエビデンス(根拠)に基づく新たな産業の創造、課題解決に取り組む。


(2)取組状況
 ・鳥取デジタルラボの構築に向けた最新技術情報を「鳥取県Society5.0検討サポート企業」より情報収集。
 ・先行モデルとして、森林管理が抱える課題に着手する方向で担当課と協議中。

これまでの取組に対する評価





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 21,888 18,231 0 0 0 0 0 0 3,657