1 事業の目的・概要
砂防堰堤等の砂防設備を整備することにより、土砂災害から下流部に存在する人家、耕地、公共施設等を守る。
2 主な事業内容
要求事業費:▲10,000千円 ※補助事業の振り替え
要求箇所数:4箇所
備考
本要求書には火山砂防地域における砂防事業を計上『火山砂防地域』とは、火山地、火山麓地などの地域であり、鳥取県内には「大山」と「扇の山」の火山砂防地域がある。
(国庫補助率は通常地域における砂防事業より5%高い55%)
3 要求方針
○鳥取県国土強靭化地域計画の重要業績指標(KPI)の達成を目指して要求する
○平成29年7月の九州北部豪雨では、土砂とともに多量の流木による被害が見られており、流木による被害を現象させるためにも流木対策が重要なものとなっている。
土砂とともに流出する流木を全て捕捉するためには、透過構造を有する施設が必要であり、鳥取県では平成28年5月より設計する砂防堰堤は透過構造を有する施設を設計することとしており、引き続き流木対策を進めていく。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
■砂防堰堤等の砂防設備を整備することにより、土砂災害から下流部に存在する人家、耕地、公共施設等を守る。
■KPIに掲げる目標数値(単年度分)の達成困難。
■KPIに掲げる土石流対策として、新たにR元年度:9箇所、R2年度:3箇所、R3年度:6箇所の整備が完了したが、ビジョン達成のための年平均整備箇所(16箇所)を下回っている状況。
これまでの取組に対する評価
■KPIの達成が困難な状況。
■整備率がR3年度末現在で31.2%と低い状況から、地域の安心安全を確保するためにも、積極的な事業実施が必要。