現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 生活環境部の鳥取県の美しい星空が見える環境の保全と活用事業
令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

鳥取県の美しい星空が見える環境の保全と活用事業

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生活環境部 環境立県推進課 星空環境推進室 

電話番号:0857-26-7206  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度当初予算要求額 22,356千円 23,658千円 46,014千円 3.0人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 24,595千円 23,763千円 48,358千円 3.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:22,356千円  (前年度予算額 24,595千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

鳥取県星空保全条例(平成30年4月1日施行)の趣旨に則り、本県の美しい星空の普及啓発や星空保全地域での取組支援、光害防止等に必要な事業を実施する。

2 主な事業内容

(単位:千円)


    細事業名
    内容
    要求額
    前年度予算額
    前年度からの変更点
    光害対策の推進
    星空に優しい安全なまちづくりLED防犯灯設置等促進事業補助金市町村や自治会による光害対策型LED防犯灯の設置を支援する。補助率:市町村負担の1/4
    13,216
    11,000
    星空保全地域の支援
    星空を活用した星空保全地域振興事業補助金星空保全地域において地元市町村や団体等が実施する星空を活用した地域振興事業を支援する。
    補助率:市町村1/2、団体等10/10
    上限額:市町村2,000千円、団体等500千円
    6,000
    5,000
    星空保全地域照明対策事業補助金星空保全地域において実施する屋外照明の改修等を支援する。
    補助率:1/2、上限額:1基あたり130千円/屋外照明器具)
    上限額:1式あたり200千円/建築物等を照射する照明器具・看板等の広告物照明器具
    1,700
    3,000
    普及啓発・雨天曇天時対策
    「安全に学び楽しむ」星取県体感事業電子観望や移動プラネタリウム等の県所有の機材を活用し、各種イベントを通じて星取県の美しい星空の普及啓発活動を実施する。
    345
    3,310
    (政策戦略事業)
    若者がつくる星取県ネットワーク事業大学の天文サークル等、若者が連携して星空の普及啓発等を行う「若者がつくる星取県ネットワーク」が行う、自己の能力向上に係る取組や地域への啓発活動、環境教育等を実施するための活動費を補助する。補助率:10/10、上限額:100千円
    100
    460
    星取県推進功労者知事表彰星取県の推進に顕著な功績のあった個人・団体の表彰を行う。
    15
    15
    人材育成等
    星空案内人資格取得認定講座開催星取県の美しい星空を地域で案内できる星空案内人育成を目的に、「星空案内人資格」取得に向けた講座を実施する。
    980
    1,510
    (政策戦略事業)
    星空案内研修会星空を案内できる人材を育成するための研修会等を実施する。
    300
    星空案内人材育成は、資格取得認定講座へ集約する。
    合計
    22,356
    24,595

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○事業目標・取組状況・改善点
平成29年11月県議会で「鳥取県星空保全条例」を制定(H30.4.1施行)

<星空保全地域の指定と地域振興支援>
・これまで県下5地域を星空保全地域に指定し、星空保全照明基準を設定。
鳥取市佐治町(H30.4.1)日南町(H30.6.28)若桜町(R1.8.28)
倉吉市関金町(R1.10.31)日野町(R3.2.24)
・星空保全地域で実施される星空を活用した地域振興事業を支援。

<光害対策の推進>
・星空保全地域で照明基準を満たすために行う屋外照明器具の改修・交換への補助を実施(H30〜)。
・市町村や自治会等がLED防犯灯を新設・更新する際、光害防止型製品の導入に対して補助(H30〜)。
・県自ら率先して取り組むため県有施設における屋外照明器具への「光害防止対策指針」を策定(H30)。
・イベント等を通じた光害の啓発を実施(H30〜)。

<普及啓発・雨天曇天時対策>
・雨天曇天時や日中の星空教育・イベント等での活用のため、移動プラネタリウムを県で導入(R1)。
・星や天文に関心のある若者グループ等で連帯して星取県の普及啓発・盛り上げを図る「若者がつくる星取県ネットワーク」の参加者を募集、結成(R1)。
・コロナ禍においても気軽に自宅でできる取組として「うちで星見よう!」星取県キャンペーンを実施。ホームページ上で日々の星空や星座早見盤の作り方等を案内(R2)。
・星空の観察日時や様子等の簡単なレポートを募る「星空レポートラリー」を実施(R2)

<環境教育・人材育成ほか>
・星空に親しむ層の拡大、星空を案内できる人材を確保・育成するための研修会等を企画・開催(H30〜)。
・県で制作した児童向けプラネタリウムDVDを県内小学校等に配布し、授業等で活用(H30〜)。移動プラネタリウムでも随時上映。
・本県が誇る美しい星空の普及啓発や観光等の場面で活躍できる人材「星空案内人」の育成を目的に、星空案内人資格認定講座を開始した。(R3〜)

これまでの取組に対する評価

・星空保全地域指定を機に、地域内での光害防止の意識が高まるとともに、星空を活用した観光振興や環境教育等の取組が進んでおり、星空保全地域指定を目指す意欲的な自治体も出現している。

・悪天候でも星空に関する学習が可能となる移動プラネタリウム、及び新型コロナウイルス感染対策にも有用な電子観望といった機材を活用し、各種イベントを通じて啓発活動を行う計画であったが、コロナ禍のため稼働機会に恵まれていない。今後は感染状況を注視しながら、積極的に活用を推進していきたい。

・令和3年度からスタートした星空案内人資格取得認定講座は第1期生12名が受講中。このうち8名が10月に星空案内人(準案内人)
資格を取得した。今後はスキルアップ及び活動実績を積み上げ、本県初の星空案内人の誕生が期待でき、地域での星空啓発の推進も期待できる。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 24,595 0 0 0 0 0 0 0 24,595
要求額 22,356 0 0 0 0 0 0 0 22,356