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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

ミッシングリンク解消推進事業

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県土整備部 道路企画課 高速道路推進室 

電話番号:0857-26-7406  E-mail:dourokikaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R4年度当初予算要求額 21,982千円 3,154千円 25,136千円 0.4人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 18,363千円 3,168千円 21,531千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:21,982千円  (前年度予算額 18,363千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

第2期総合戦略「鳥取県令和新時代創生戦略」において、「とっとり創生による持続可能な地域社会の実現」を地方創生の目指す姿として掲げ、基本方針の1つとして「幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ鳥取+rhythm」とし、高速道路ネットワークの整備並びに高速道路の4車線化及び付加車線整備を促進することとしている。
    • 米子・境港間の高規格道路に関しては、学識経験者、商工観光団体及び行政(国、境港管理組合、県、2市1村)で構成する「第1回米子・境港間の高規格道路地元懇談会」を令和3年10月に開催し、この地域における道路の必要性など、地元で本格的に議論が始まったところ。
    • 本事業は、県内高速道路のミッシングリンク解消及び機能強化に取り組むため、気運醸成並びに広告媒体等を利用したPR活動を戦略的に展開するもの。

2 主な事業内容

(1)県内高速道路整備促進及び利用促進PR経費
■高速道路沿線の魅力の情報発信

県内高速道路ネットワークが全国と繋がり、県内各地へのアクセスが容易となっていることや、沿線市町村の魅力ある地域について、従来の紙媒体だけでなく、Webコンテンツ(Web記事やYoutube)等も活用しながら、効果的に県内外へ情報発信を行う。

【主に近県向け】

・中四国地方を中心としたSA・PA、道の駅に配架されるフリーペーパー(遊・悠・WesT、道の駅旅案内(中四国版))へ広告を掲載する。

・新聞に広告を掲載し、季節ごとの誘客を図るとともに、鳥取県の高速道路ネットワークを発信する。

・山陽地方からの誘客をターゲットとし、岡山県の地元テレビ、ラジオを活用

【主に全国向け】

・Webコンテンツ(ことりっぷweb、Youtube)への広告掲載

・ドライブ雑誌への広告記事掲載

■期成会と連携した利用促進

  • 米子道整備促進期成会(事務局:米子市)と連携し、米子道の境港までの延伸、4車線化に向けた利用促進を図るためのキャンペーンやイベント等を行う。
  • 更に、米子道の延伸、4車線化の必要性や利用促進を訴え掛けるための米子道4車線化総決起大会を共同で開催する。
  • 山陰近畿自動車道の整備推進効果を訴えかけるための山陰近畿道総決起大会を京都府、兵庫県と共同で開催する。

○要求内訳
高速道路沿線の魅力発信および
整備効果PR
「遊・悠・WesT」、「道の駅旅案内」等フリーペーパーによる広告
3,223千円
(3,223千円)
新聞への広告掲載
5,280千円
(5,280千円)
PR企画
・Webコンテンツ(ことりっぷweb、Youtube)への掲載
・ドライブ雑誌への広告掲載
・テレビ、ラジオCMによるPR
3,619千円
(0千円)
期成会と連携した利用促進中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC〜境港)整備促進期成同盟会分担金
1,180千円
(1,180千円)
山陰近畿自動車道三府県建設推進協議会分担金
300千円
(300千円)
計 13,602千円
(計 9,983千円)
()内は前年度査定額
    (2)ミッシングリンク解消に向けた要望活動経費
    「地方創生」の前提であり、国土強靭化による多重型国土軸の形成に必要な『全国高速道路ミッシングリンクの解消』を国の責任において着実に進めることや、令和4年度予算の重点配分、未事業化区間の解消に向けて、県単独や他府県と連携した要望活動を展開するもの。

    〔国等への要望活動〕 
    ・高速道路のミッシングリンクを解消し日本の再生を実現する10県知事会議
     〔山形・福井・和歌山・鳥取・島根・山口・徳島・愛媛・高知・宮崎〕
    ・山陰近畿自動車道整備推進協議会〔京都・兵庫・鳥取〕
    ・山陰自動車道建設促進期成同盟会〔鳥取・島根・山口〕
    ・中国横断自動車道姫路鳥取線建設促進期成同盟会〔兵庫・鳥取・岡山〕
    ・全国高速道路建設協議会、道路整備促進期成同盟会全国協議会など


    その他需用費要望書等資料作成費
    800千円
    (800千円)
    使用料及び賃借料意見交換会会場等使用経費
    200千円
    (200千円)
    普通旅費東京等出張旅費(年間累計約50人)
    750千円
    (750千円)
    役務費東京等出張旅費(年間累計約50人)
    2,500千円
    (2,500千円)
                                                                       計 4,250千円
                                                                      (計 4,250千円)
    ※要望活動のための東京等出張旅費
    (職員) 年間累計人数 約50人
    普通旅費    約15千円×50人=750千円
    役務費(東京) 約50千円×50人=2,500千円

    (3)ミッシングリンク解消に向けたシンポジウムの開催
    県内の高速道路ネットワークの整備は、鳥取自動車道や山陰道が順次開通し様々な効果が出始めているが、南北線(山陰近畿自動車道)や米子・境港間の高規格道路(米子自動車道の延伸)などミッシングリンクが未だに存在している。高規格道路のミッシングリンク解消には、地域の機運醸成が必要不可欠であり、米子・境港間の高規格道路に関しては、令和3年10月に「第1回米子・境港間の高規格道路地元懇談会」を開催し、この地域における道路の必要性など、地元で本格的に議論が始まったところである。令和4年度においても、引き続き、地域の機運醸成を図るため、シンポジウムを開催する。

    報償費出演者謝礼
    340千円
    (340千円)
    旅費出演者交通費
    100千円
    (100千円)
    役務費新聞掲載、チラシ印刷
    3,570千円
    (3,570千円)
    食糧費出演者昼食
    20千円
    (20千円)
    その他需用費横断幕等作成
    50千円
    (50千円)
    使用料及び賃借料会場使用料
    50千円
    (50千円)
                                                    計 4,130千円
                                                    (計 4,130千円)
    ※R3年度においては、シンポジウムにかかる経費は地域意見のとりまとめに関する資料作成経費として計上

背景

1)県内高速道路ネットワークの現状
                         単位:km  (R3.10月時点)
路線名
計画
供用
事業中
未事業化
備考
山陰道
88.0
74.5
13.5
0
北条道路 13.5km
※H29事業化
鳥取道
38.4
36.8
5
0
志戸坂防災 約5km
※H31事業化
米子道
48.2
27.2
0
21.0
米子〜境港 21km
山陰近畿道
25.9
10.1
3.8
12.0
南北線 7km(5kmは現道活用)
合計
200.5
148.6
22.3
33.0
2)課題
  • 県内の高速道路はここ数年で整備が進み、利便性は格段に高まったものの、供用率は全国36位(R1年度末)と大幅に遅れている。
  • 県外では「鳥取県は交通が不便」というイメージが未だに定着しているほか、鳥取自動車道や山陰道が無料であることが認知されておらず、県内高速道路の利便性や魅力の周知を図っていく必要がある。
  • ミッシングリンク解消のための新規事業化や事業促進には、「高速道路が必要」という地域住民の盛り上がりや、事業に対する地元の合意形成が必要である。
  • 暫定2車線道路の4車線化(高速道路の機能強化)には、高速道路の利用台数を増やす必要がある。
  • 高速道路沿線の下道では、交通量の減少による店舗の衰退や購買力の低下等が懸念されており、都市部から地方へ流れを生み出し、その流れを高速道路と一般道の連携により沿線地域にも環流させる取組みが必要である。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,363 0 0 0 0 0 0 0 18,363
要求額 21,982 0 0 0 0 0 0 0 21,982