(1)鳥取港ボートパークの管理運営
水上バイクの利用について検討するため、平成28年度から水上バイク利用の試行を行い、利用者からの意向を踏まえ、令和3年度においても、令和元年度とほぼ同じ、6月1日から9月30日までの土日・祝日及びお盆期間中の43日間実施する。
水上バイクは、陸上から水域に向かうスロープ(斜路)を使用するが、スロープを使用する者が、水上バイクの利用許可を受けた者であるかの確認を行うとともに、運転マナー等について啓発、指導を行う必要があるため、「安全指導員」を配置する。
<指導員業務内容>
・水上バイク上下架スロープ利用指導
(使用方法説明、利用順序調整)
・水上バイク及び牽引車両誘導整理
・水上バイク利用規程の遵守指導
(禁止事項の遵守徹底、マナー及びルールの啓発指導)
・水上バイク車両登録チェック、未登録車両持込禁止指導
<指導員配置人数>
・6月、9月の土・日・祝日及び7月、8月の土曜 1名
・7月、8月の日曜、祝日及びお盆 2名
<指導員の必要資格>
特殊小型船舶操縦士免許を所有する者又は受託者が実施する水上バイク利用事業に関する事前の講習を修了した者
(2)外航船舶入港に係る保安監視
制限区域への入退出は、許可を受けた者のみ可能であり、警備員等が常駐し、ゲートでの入退出管理を行う。
不審者及びフェンス等の異常の有無の確認のための巡回を行う。
(3)鳥取港新ボートパーク内放置艇撤去
- 放置艇により港湾施設の利活用が阻害された状態であり、また放置艇があることによって不法投棄の誘発や景観の阻害など地域住民の生活環境に悪影響を及ぼしていることから平成29年に行政代執行を行った船舶及び令和2年に簡易代執行を行った船舶を処分する(現在は鳥取港内5号野積場で保管)。
これに加えて7号野積場に放置されている船舶について行政代執行を行う。
(4)鳥取港湾事務所の修繕
(1)鳥取港ボートパークの管理運営
管理運営業務に要する経費
トイレの清掃等の委託費 399千円 (372千円)
その他運営経費(光熱水費等) 1,251千円(1,251千円)
鳥取市土地使用料 580千円(1,059千円)
鳥取港千代地区ボートパークでの水上バイク利用について、ボートパークの未利用区画(38区画)を使用し、「安全指導員」を配置する。鳥取港新ボートパークでの水上バイク利用に伴い現場安全指 導員を配置するのに要する経費
安全指導員配置の委託費 343千円(358千円)
・業務期間 令和4年6月1日〜9月30日の土・日曜・祝日及び8月9日〜14日 42日間
・委託先 マリンスポーツ関係団体
- 鳥取港ボートパークの利用促進のための経費 ※別事業で要求
鳥取港千代地区ボートパークの利用促進に向け、施設内の静穏度向上のために必要な対策を検討する経費
(「港湾維持管理費」の事業費に含めて要求)
(2)外航船舶入港に係る保安監視 2,583千円(2,583千円)
※令和元年11月補正で債務負担行為設定要求(令和2年度から令和4年度まで)
- 外国との貿易を行うための区域(制限区域)において、外航船舶の入港の際や外航船舶に積み込む貨物が蔵置されている際に入退出管理や保安・監視業務に要する経費
- 国際航海船舶が埠頭施設を利用している時間帯及び国際航海船舶に積み込む予定の貨物が埠頭施設内に置かれている時間帯において警備を行う。
○警備時間
(1)出入国管理(常駐) 6:00〜22:00
(2)警備・監視(巡回)
平日 17:30〜8:30(巡回4回)
土日・休日 8:30〜翌日8:30(巡回6回)
(3)鳥取港新ボートパーク内放置艇撤去 7,691千円(0千円)
(4)鳥取港湾事務所非常用電源装置整備 2,948千円(0千円)
(単位:千円)
| 項目 | 要求額 | 前年度予算額 |
1 | 鳥取港ボートパークの管理運営(標準事務費を含む) | 2,573 | 3,040 |
2 | 外航船舶入港に係る保安監視 | 2,583 | 2,583 |
3 | 鳥取港新ボートパーク内放置艇撤去 | 7,691 | 0 |
4 | 鳥取港湾事務所非常用電源装置整備 | 2,948 | 0 |
合計 | 15,795 | 5,623 |