1 事業の目的・概要
国において、デジタル実装を通じて地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されずすべての人がデジタル化のメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現する「デジタル田園都市国家構想」が進められている。
本県においても、本県の強みを活かして進めてきた地方創生に、デジタル技術をプラスすることにより、デジタル時代にふさわしい地方分散、人づくり、仕事づくりを進め、くらしも豊かにしていく「住まあとっとりプロジェクト(スマートな鳥取に住まう)」を始動させたところであり、本プロジェクト事業として、スマート林業技術の導入推進などを行い、デジタル化を加速する。
2 主な事業内容
(1)森林施業スマート化の推進(34,197千円)
県としてデジタル化を推進する中、林業分野においてデジタル化に取り組む事業者が増加していることから、木材データの収集・分析を行う機器やドローンなどのデジタル管理・ICT技術等の導入や、それらを活用可能なスマート林業人材の育成を支援し、林業現場へのデジタル実装に繋げる。
<事業実施主体>
林業事業体
<事業内容>
・スマート林業技術等の導入及びオペレータの育成等に係る経費を支援
(補助率:1/2又は2/3(全額国費))
・ICT生産管理を行うためのソフトの導入を支援(補助率:国1/2)
(2)森林情報デジタル化の推進(275千円)
森林所有者や森林境界等のデジタルデータの精度向上に資する取組を支援し、森林ビッグデータの活用促進に繋げる。
<事業実施主体>
市町村
<事業内容>
・地籍調査データ等の活用により林地台帳の情報の精度を向上させる取組を支援
(補助率:1/2(全額国費))