現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和5年度予算 の 生活環境部の大山オオタカの森保全・利活用推進事業
令和5年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

大山オオタカの森保全・利活用推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 西部環境建築局 環境・循環推進課自然公園担当 

電話番号:0859-31-9325  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和5年度当初予算額 14,558千円 780千円 15,338千円 0.1人 0.0人 0.0人
令和5年度当初予算要求額 16,329千円 780千円 17,109千円 0.1人 0.0人 0.0人
R4年度当初予算額 14,246千円 789千円 15,035千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,329千円  (前年度予算額 14,246千円)  財源:国1/2、起債、単県 

一般事業査定:計上   計上額:14,558千円

事業内容

1 事業の目的・概要

「鳥取県立大山オオタカの森の保全に関する条例」に基づき、県民との協働により豊かな自然環境を貴重な財産として将来に継承するため、当該マツ林においてオオタカの営巣環境に適した環境整備及び松くい虫による被害拡大を抑制するための伐倒駆除を実施する。

2 主な事業内容

(1)オオタカの営巣環境に適した森林環境整備事業

(単位:千円)
区分
内容
財源
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
委託料
調査経費毎木調査、測量国1/2
776
680
人件費の増
更新伐(施業経費)間伐・搬出V=345m3国1/2
4,484
4,036
市場への運搬経費敷地内から市場へ伐採木材を運搬単県
1,577
1,222
下刈り下刈りA=10ha国1/2
2,458
2,126
役務費
市場手数料木材市場と委託販売契約を締結単県
515
441
合計
9,810
8,505
    ※赤松林の更新伐について、伐採木は生産品として売却益収入が見込まれる。
    ・想定売却額4,098千円

    <参考>過去の更新伐の事業量(材積)推移
(単位:m3)
H26
H27
H28
H29
H30
R1
R2
R3
R4(見込み)
R5(要求)
更新伐
271
322
404
312
454
332
270
313
349
345


    (2)松くい虫被害木の伐倒駆除
(単位:千円)
区分
内容
財源
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
委託料
調査経費松くい虫被害木の毎木調査単県
303
267
松くい虫被害量を過去実績の平均により算出し事業量増
松くい虫駆除施業経費当年枯マツの伐倒駆除
V=223m3
国1/2
5,238
5,045
松くい虫駆除施業経費過年枯マツの伐倒駆除
V=112m3
単県
978
429
合計
6,519
5,741
     ※松くい虫被害量の想定は積雪や気候等により左右され想定が困難であるため、過去実績の平均により事業量を算出。

    <参考>過去の松くい虫駆除の事業量(材積)推移

(単位:m3)
H27
H28
H29
H30
R1
R2
R3
R4(見込み)
R5(要求)
松くい虫駆除
729
283
233
255
461
180
250
400
307


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況・改善点
◇平成13年に県が土地を取得後、条例の制定、観察路等の整備を行い、平成18年度からは計画的にオオタカの営巣環境に適した森林整備を継続実施している。
◇平成23年度にモニタリング調査を実施。(更新伐の実施を検討)
◇年々松くい虫被害が増大、これまで林内で燻蒸処理されていたが、平成26年度から資源の有効利用を図るためチップ工場へ搬出し再利用を図った。また、平成28年度から国の交付金事業で実施できるように、平成27年度に保全区域の指定を行った。
◇平成26年度からオオタカが営巣可能な林分を長期間確保するため、老齢赤松林から強度間伐を実施し、天然更新により整備を実施。
◇天然更新を促すための下刈を平成28年度から実施。
◇定期的なモニタリングを実施し、今後の樹林環境整備の方針や計画策定へ反映させた。
◇東側隣接大山町有地について、オオタカの森(県有地)と一体的な森林整備をする方向で町が検討中。
◇令和4年10月に、オオタカの森内で巣箱設置会等イベントを実施しているNPO法人日本野鳥の会鳥取県支部から、観察路の整備に関わる要望書が提出された。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
◇平成23年度のモニタリング調査においてオオタカの生息が確認され、これまでの営巣環境整備が評価された。
◇更新伐で伐採された良質材は木材市場で競り売りし、県の収益が見込めるようになった。(H26〜H30で18,094千円:手数料含む)
◇下刈の適切な実施によって、松の幼樹が順調に生育しており、連絡調整会から高い評価を受けている。

財政課処理欄


 松くい虫被害木の駆除については、伐倒駆除の数量を精査して計上します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 14,246 5,943 0 0 0 0 1,663 0 6,640
要求額 16,329 6,478 0 0 0 0 2,092 0 7,759

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 14,558 5,851 0 0 0 0 2,092 0 6,615
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0