事業名:
とっとりバイオフロンティア管理運営事業
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商工労働部 産業未来創造課 産業支援担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和5年度当初予算額 |
95,316千円 |
7,797千円 |
103,113千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和5年度当初予算要求額 |
118,871千円 |
7,797千円 |
126,668千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
R4年度当初予算額 |
168,421千円 |
7,886千円 |
176,307千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:118,871千円 (前年度予算額 168,421千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:95,316千円
事業内容
1 事業の目的・概要
指定管理により、鳥取大学の染色体工学技術等を活用したバイオ産業の創出を目的として設置した「とっとりバイオフロンティア」の管理運営を実施する。
2 主な事業内容
1 指定管理料
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点等 |
1 | 指定管理料 | 指定管理者 | (公財)鳥取県産業振興機構 | 88,503 | 88,503 | |
指定期間 | 令和元年4月1日〜令和6年3月31日(5年間)
※5か年間の指定管理料総額 447,710千円
(平成30年2月議会で債務負担行為設定済。) |
委託業務 | ・施設等の利用許可及び利用許可の取消し
・施設設備の維持管理及び運営
・施設利用者の研究開発及び事業化支援
・バイオ関連人材育成 等 |
2 | 鳥取大学への賃借料 | 鳥取大学米子キャンパス内に設置されたとっとりバイオフロンティアの底地(国有地)に対する賃借料。
【算定方法】
国税庁の路線価に基づき鳥取大学が算定する国有地の賃借料による。 | 440 | 440 | |
3 | 指定管理施設運営評価委員会の開催経費 | ・指定管理者審査委員会の開催(施設の現地調査・募集要項の検討)
・指定管理者審査委員会(指名指定者の選定) | 130 | 37 | |
4 | 施設修繕事業 | ・外壁に破損の修繕 ・動物飼育室空調修繕(交換) | 25,450 | 79,441 | |
5 | 実験機器整備事業 | ・実験機器更新経費(超微量分光光度計、超低温フリーザー) | 4,348 | 0 | 新規 |
合計 | 118,871 | 168,421 | |
2 施設修繕
■外壁に破損(大きなひび割れ)と変形(大きく婉曲)があり、施設管理の安全対策のため要求するもの。
また、雨漏りが発生しており、バイオフロンティアには数多くの精密機器を設置しているため。
・緊急の安全対策として、周囲にカラーコーンを設置し近づけないようにしているところ。
・外壁及び屋上防水改修工事20,940千円
■動物の飼育室を一定の環境化で飼育するために必要な空調機器
設置から11年が経過し、エアコンのエラー等による停止、センサー異常、冷媒低下、ファンモーター異常、
室外機エラーなどエアコン全体が頻繁に異常発生を起こしている。その都度、保守を行っているが、限界が近づい
ている。
エアコン自体の経年劣化もあり、更新が必要である。遺伝子組換えしたマウスなど貴重な動物を飼育している観
点から、故障でマウスの飼育が継続できなくなる損失は大きいく、今回予算要求するもの。
・エアコン更新4,510千円
3 備品更新
・超低温フリーザー4台2,615千円
・超微量分光光度計1,733千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇指定管理によりとっとりバイオフロンティアの管理運営を実施し、鳥取大学の染色体工学技術等を活用したバイオ産業の創出を促進する。
〇とっとりバイオフロンティア内での研究活動を基礎に、創薬の実現に向けて事業拡大し、県内に根付く企業を創出する。
補助金新規採択件数:1件(令和4年度募集中)
<取組状況・改善点>
〇バイオフロンティアに隣接するとっとり創薬実証センター(H30.4開設、鳥取大学所管)と連携した研究開発支援、学生等を対象とした次世代育成支援など新たなサービス提供にも取り組んでいる。
○鳥取大学の染色体工学技術を核とした医療イノベーションの創出に向けて、文部科学省の事業等を活用した研究開発が進められてきた。
第1期(H18〜20)及び第2期(H22〜H24)「地域イノベーションプログラム」
・人工染色体を活用したマウス・細胞等の基盤技術(細胞への遺伝子導入効率向上等)及び実用化技術(遺伝子導入技術を使ったマウス生産技術、細胞作成技術等)を確立した。
第3期(H25〜H29)「地域イノベーション戦略支援プログラム」
・これまでの技術を応用した製品開発による創薬支援ビジネスへの展開や新たなバイオ医薬品製造関連技術を開発した。
○国の医薬品創出プロジェクトへの参画、大手製薬企業等との共同開発、業務提携による営業力強化、ファンドからの出資等、各企業において事業化に向けた取組が進められており、引き続き各企業の取組を支援することで、バイオ関連産業の創出及び集積を図っていく。
これまでの取組に対する評価
○とっとりバイオフロンティアは令和3年度で開設から10周年を迎えた。今後、染色体工学技術やバイオ関連企業の事業化に向けたマッチング支援等に取り組むとともに、更なるバイオ産業集積に向けた成果発現が期待される。
〇新型コロナ拡大以前は、国内だけでなく海外のバイオ系大型展示・商談会に出展支援を実施。創薬ベンチャー等が持つ資源と海外の大手製薬会社とのマッチングの支援を図り、海外の製薬企業との共同開発等への道筋を広げた。
〇令和元年度には、創薬ベンチャーの起業・育成のため、バイオ技術の知識に加え、起業や経営能力を兼ね備えた人材が求められていることから、バイオフロンティアの人材育成講座に「バイオビジネス/アントレプレナー育成講座」を開始し、研究者のバイオベンチャーとしての起業や経営力の向上に貢献した。
〇バイオフロンティアでの鳥大発ベンチャー企業の設立、県外のバイオ関連企業の入居とともに、H30.4月には隣接地にとっとり創薬実証センターが開設され、鳥大発ベンチャー企業の他、大手製薬会社が入居し、バイオ関連産業の集積が進んでいる。
〇鳥取大学において、国の地域イノベーション戦略支援プログラム(H25-29)等による染色体工学技術を核とする研究開発が進み、入居企業において、創薬支援ツールの製品化、国のプロジェクトへの参画、バイオ関連企業との業務提携・共同開発、ベンチャーキャピタルによる出資など、事業化に向けた動きが活発化している。
〇事業分野は、当初、想定されていた創薬支援ツール分野に加え、医薬品産業の動向を反映して、バイオ医薬品(抗体医薬品)分野、遺伝子・再生医療分野への展開も図られており、とっとり創薬実証センターでの実用化が期待されている。
財政課処理欄
超低温フリーザーについては進度調整とします。また、動物実験室のエアコン更新については、起債を充当します。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
168,421 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
168,421 |
要求額 |
118,871 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
118,871 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
95,316 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,000 |
0 |
0 |
91,316 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |