現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和5年度予算 の 農林水産部の地域のみんなで取り組む流域治水(農林)
令和5年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地総務費
事業名:

地域のみんなで取り組む流域治水(農林)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 農地・水保全課 水資源・防災担当 

電話番号:0857-26-7323  E-mail:nouchi-mizu@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和5年度当初予算額 6,000千円 4,678千円 10,678千円 0.6人 0.0人 0.0人
令和5年度当初予算要求額 6,000千円 4,678千円 10,678千円 0.6人 0.0人 0.0人
R4年度当初予算額 10,000千円 4,732千円 14,732千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,000千円  (前年度予算額 10,000千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:6,000千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 「流域治水」は、流域内のあらゆる地域資源を活用し、治水対策を実施することで貯留効果を発揮するもので、近年、大路川流域において、「大路川治水協議会」を設立するなど、流域治水の取組が進みつつある中、「田んぼ」や「ため池」といった農業農村が持つ多面的機能(貯留効果)に大きな期待がかかっている。

     今後更に流域治水の取り組みの加速化を進めるため、「田んぼ」や「ため池」など農業の持つ多面的機能を活用した防災効果の理解・醸成を図り、地域住民とともに流域一体となり流域治水の全県展開を目指す。

2 主な事業内容

内容
要求額
1 田んぼダムのモデルほ場研修運営
 田んぼダムを幅広く推進するため、田んぼダムに関心ある農業者や地域住民を対象に、モデルほ場で貯留効果の実証、手法や効果を幅広くPRする。(令和5年度まで)
 ・堰板の設置方法の展示、雨水貯留効果の見える化、及び、モデルほ場内に普及啓発のためのパネル展示
 ・田んぼダムが営農に与える影響調査
6,000
2 ため池活用促進対策の検討
 ため池の管理状況、取り組みを行う農家等の意向や地域の気候特性を反映した無理のない取組推進のための実態調査を実施し、営農に無理のない事前放流などの流域治水の取り組み拡大を目指す。
 ・過去の降雨、流域面積、貯留量等の諸元から事前放流実施時のリスクを見える化
 ・未利用ため池において事前放流をモデル的に実施することで取り組みの具体的支障を把握
3 地域間交流を促進する取組
 防災受益となる都市住民(下流域)と農村地域(上流域)による川上から川下の交流を通じ、流域一体で流域治水に取り組む機運を醸成するとともに都市部と農村部の地域間交流を促進する。
 ・農村地域の幹線水路の水路の泥上げや草刈りなど、農村活動への都市住民の参加。
 ・田んぼダムを実施する田んぼで収穫された水稲を活用した地域交流会 等
むら・まち支え合い共生促進事業で対応(
4 県土整備部との連携事業(県土要求に合わせる
<モデル地区(大路川)での取組>
 (1)大路川流域治水の取組みの深化
 (2)大路川流域流水管理のDX化
<流域治水の全県展開>
(1)行政の連携強化
(2)全県版流域治水ビジョンのとりまとめ
県土整備部と共同実施

3 現状・課題

(1)田んぼダム
 農家・地域住民から田んぼダムを知らない、効果が分からない、堰板の作成方法が分からないといった声がを受け、令和4年度より農業試験場に設置した田んぼダムモデルほ場において研修会を行うと同時に、各種メディア等へ積極的な展開を図ることで田んぼダムの効果や意義を広くPRしている。
(2)ため池の事前放流
 モデル地区である大路川流域内のため池調査により、すでに取組を行っているもの、未実施のものやため池を利用していないものなど様々な実態が判明した。取り組みを促進するため、利用実態に加えて地域の降雨特性、実施者の意向に沿った無理のない取組手法の提案が必要とされている。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

[事業目標]
 自然災害における農村地域の防災・減災対策を図るため、豪雨対策として下流域への浸水湛水被害リスク軽減を目的に田んぼダムやため池事前放流など流域治水の取組を推進する。
・鳥取県農業生産1千億円達成プラン R7年度 500ha

[R4取組状況]
・モデルほ場における研修(4回)
・流域治水出前講座等(小学校6回、地域1回、関係機関2回)
・メディア広報(TV取材6回、新聞2回)

これまでの取組に対する評価

田んぼダムモデルほ場における研修会や模型を活用した出前授業等により取り組みへの理解が深まり、地域における活動が広がっている。
<田んぼダム実施状況>
R2:4組織(58ha)
R3:10組織(60ha)
R4:17組織(143ha)(計画)

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,000 0 0 0 0 0 0 0 10,000
要求額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0