これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◇鳥取県、米子市、JR米子支社が連携し、円滑に事業を推進することを目的に、平成26年4月24日に「米子駅南北自由通路等整備事業協議会」(通称:三者協議会)を設置し、令和2年3月24日の第12回協議会まで開催した。
○平成29年1月に開催された第8回三者協議会において、新駅ビルの事業主体をJRグループ会社とすることが公表され、同年3月に南北自由通路整備事業が都市計画事業として認可を受けて事業を実施し、令和2年8月には米子市とJRとの間で自由通路工事の協定が締結され工事が本格化した。
○県、市、JRの連携のもと、令和5年7月29日に計画どおり南北自由通路と駅南広場の供用を開始した。
○県は今後も米子駅自由通路等整備事業を支援するとともに、駅を核とした駅周辺の賑わい創出に向けた取組を後押ししていくこととしている。
これまでの取組に対する評価
◇三者協議会は、米子駅南北自由通路が、令和3年2月に工事安全祈願祭を開催するなど工事に本格着工し、軌道に乗ったことから、会としての目的を概ね達成。
◇米子駅南北自由通路等整備事業については、県、市、JR山陰支社が連携して取り組んできたが、南北自由通路の開通を契機とした駅周辺の賑わいの創出に向け連携して取り組む必要があり、米子商工会議所を加えた新たなまちづくりの組織として「米子駅周辺活性化連携会議」を設置。
◇米子市が設置した米子駅周辺活性化専門家委員会に県も参画し、平成30年度に「つかいやすい米子駅」「賑わう米子駅」等コンセプトに応じた意見が報告された。市では、これら意見を参考に駅北広場整備に向けた検討イメージし、令和2年度には駅北広場の基本計画(案)を策定され、令和3年度の関係機関協議等を経て、令和4年度には実施設計に着手。
◇県の支援施策を米子市に有効に活用していただき、県西部圏域の玄関口として相応しい米子駅のリニューアルを契機として、関係者の連携のもと更なる中心市街地の賑わい創出に向けた取組を加速させていく。