これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
学生の鳥取県への就業意識を高めるための事業を通じてIJUターン就職を促進するとともに、鳥取県に関連付けた学生同士のつながりづくりや県と学生との関係性の構築を進める取組みを通じて、県内企業等を支え地域づくりを担う人材を確保し、ふるさと「鳥取県」の活性化の維持・促進を図る。
〇取組状況
1 学生のIJUターン就職促進に向けた主な取組(事業)
次の取組等を通じて、首都圏の学生に対しIJUターン就職促進に向けた働きかけを行っているところである。
(1)とっとりWorkWork(ワクワク)飛行機ツアー
令和3年12月、令和4年3月に首都圏学生による鳥取県内企業視察訪問等を実施した(参加者:12月10名、3月6名)。令和4年度は12月下旬に米子で実施予定。
(2)首都圏学生交流会
令和3年度はオンラインセミナーを実施した(参加者7名)。令和4年度は10月末に交流会を実施予定。
(3)鳥取県学生寮での就職セミナー
令和4年10月23日に清和寮(女子寮)、11月20日に明倫館(男子寮)で就職セミナーを実施予定。
(4)学生寮出張就職相談会
令和4年度に各寮で3回実施(10/20時点)し、累計5件の相談を受けた。
(5)首都圏大学等Uターン就職相談会等への参加
新型コロナウイルスの影響により、大学の相談会等はオンライン開催が主流となっているが、ふるさと鳥取県定住機構と連携し、積極的に参加している。
2 首都圏の大学との連携
(1)大学訪問による学生への働きかけ(広報等)の要請
ふるさと鳥取県定住機構と連携し、年間を通じて首都圏の大学等の学生就職支援部署を訪問し、鳥取県へのIJUターン就職促進に関するイベントや助成制度等の学生への周知の要請などを行った。
(2)大学等との連携協定の締結状況
ア 包括協定 3大学
イ 就職支援協定 8大学
(3)大学等との就職支援協定に関する主な連携事項
・学生に対する県内企業の情報、生活情報等の周知
・学内のIJUターン支援行事への鳥取県ブース出展(オンライン)など
これまでの取組に対する評価
関係機関と連携して、本県から首都圏の大学に進学した学生に対するUターン就職の促進に向けた各種の具体的取組みを継続して行ってきたところである。
また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、都市部での通勤、外出のリスクが改めて認識されたことや、リモートワークの導入で勤務場所の選択が広がったことなど、地元へのUターン就職を検討する学生が増えてくることも予想される。
こうしたことから、これまで行ってきた効果を検証しながら、様々なアプローチで学生に対するUターン就職の働きかけを行うとともに、首都圏の大学等との就職支援協定の締結件数をさらに増やすなどして、大学を通じた学生やその保護者に対する県内就職情報の提供や、大学と連携したイベント等で直接学生へUターン就職を働きかける取組の強化が必要である。