これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
米子ソウル便等の交通インフラを活用して、北東アジアの友好交流地域が開催するスポーツイベントへの参加等を通じ、青少年の交流や相互協力の拡大を図る。
【取組状況・改善点】
(1)多地域青少年スポーツ交流事業
・2009(平成21)年、環日本海定期貨客船の就航により、北東アジアの友好交流地域が海の道により結ばれたことを記念し、2010(平成22)年から本事業を開始。
・2019(令和元)年度は、鳥取県においてバドミントン及び卓球の2競技を開催し、各地域から50名以上が参加した。
(2)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣
・2015(平成27)年度は、本県で開催した「アジアトレイルズカンファレンス(ATC)鳥取大会」に友好交流地域から代表団を受け入れた。
・2016(平成28)年度は、本県で開催した「ワールドトレイルズカンファレンス(WTC)鳥取大会」に友好交流地域から代表団を受け入れた。
・2017年(平成29)年度は、台湾台中市で開催された「台中サイクリングフェティバル」に鳥取県訪問団を派遣した。
これまでの取組に対する評価
(1)多地域青少年スポーツ交流事業
・将来、多地域の「交流の架け橋」を担う次世代の人材の育成、人的ネットワーク形成等を図るとともに、それらの交流を米子ソウル便などが支えていることを広くPRすることができた。
・また、本県の選手が他国のより技術の高い選手と交流することで、県全体の競技レベルの向上にも寄与している。
(2)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣
・2015年度の「ATC鳥取大会」、2016年度の「WTC鳥取大会」は韓国以外で開催された初めての大会であり、ウォーキングを通じた本県の魅力のPR並びに県民との交流を一層深化させることに繋がった。
・特にこれら本県での大会を通じて、韓国江原道が「ATC」、「WTC」の誘致の検討を開始するなど、ウォーキングを切り口とした交流発展に繋がる重要な機会となった。