これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
「瑞風」「銀河」「あめつち」「昭和」などの観光列車や鉄道沿線に広がる農山漁村、懐かしさを感じる駅舎など鳥取ならではの鉄道の魅力を活かした「鳥鉄の旅」の取組を推進し、本県への観光誘客を図る。
〇取組状況
・「WEST EXPRESS 銀河」について、山陰への3度目の運行が実現し、JR、島根県、沿線市町、観光協会等と連携して、初便をはじめ、運行期間中のおもてなしを行った。
銀河運行に対するマスコミ各社の関心は非常に大きく、取材等を通じて鳥取県や沿線市町等の情報発信を行った。
・駅の御朱印「鳥鐵駅印」及び鳥鐵駅印帳を作成し、鳥鐵駅印を集めながら、のんびりと、鳥鐵旅を楽しむ企画を開始し、情報発信を行った。
・令和4年3月、特急「やくも」は運転開始50周年を記念して、国鉄色に塗り替えたリバイバル運転を開始したのに伴い、やくも企画を開始した。
・鉄道沿線での観光列車のおもてなし活動や観光素材造成へ補助制度による推進を行った。
・JRや島根県と連携して、関西エリアで、鉄道旅行のPRを行った。
これまでの取組に対する評価
・「WEST EXPRESS 銀河」の再度の山陰運行に対して、沿線市町等の期待は大きいため、運行に向け、島根県、沿線市町等とともにJRへ要望連携するとともに、おもてなし等の取組をより一層準備・推進する必要がある。
・観光列車の運行にあたり、沿線でのおもてなしは十分とはいえず、市町村及び各観光協会等の理解を得て、おもてなし活動を充実していく必要がある。
・お客様の声として、「山陰は遠い」とのイメージを持たれている方が依然として多くいらっしゃるため、継続して雑誌媒体等を使った広報やイベントを通じてのPRの必要性がある。
・JR西日本、第三セクター鉄道会社(智頭急行、若桜鉄道)、沿線市町等との連携を強化しながら、地域をあげての観光列車へのおもてなし機運の醸成や鉄道施設・沿線周辺の観光素材の磨き上げを行い、鉄道をテーマとした鳥取ならではの旅の創造による誘客を促進する。