現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和5年度予算 の 交流人口拡大本部の国内航空便誘客促進事業
令和5年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

国内航空便誘客促進事業

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交流人口拡大本部 観光戦略課 魅力発信担当 

電話番号:0857-26-7099  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R5年度当初予算要求額 45,000千円 14,035千円 59,035千円 1.8人 0.0人 0.0人
R4年度当初予算額 45,000千円 14,195千円 59,195千円 1.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:45,000千円  (前年度予算額 45,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

県内両空港を発着する航空路線の維持拡充や新規国内路線の誘致を図るため、旅行会社や航空会社等と連携して、新たな旅客の開拓を図り、国内航空便の利用拡大につなげる。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
航空会社と連携した需要拡大全日空との共同キャンペーンの実施
・女子旅等をターゲットにした誘客プロモーション展開
27,000
27,000
なし
旅行社等と連携した観光情報発信(1)旅行社等と連携した情報発信
・大手旅行社等と連携してWEBや店頭での鳥取・米子便の路線PRや鳥取観光キャンペーンを実施する。
(2)WEB旅行社連携による誘客促進
・個人旅行客向けの施策として、大手宿泊予約サイトを活用した航空路線の利用促進キャンペーンを展開する。
14,000
14,000
なし
他空港と連携した需要拡大他空港と連携した周遊観光を促進させる取組の実施(旅行商品造成、周遊キャンペーン等)
500
500
なし
とっとり翼の大使事業(1)航空会社の現役客室乗務員等を「とっとり翼の大使」に任命し、観光イベントやSNS等で本県の魅力を発信していただく。
(2)航空会社と連携した情報発信
3,500
3,500
なし
合計
45,000
45,000

3 事業の背景

 これまで地元官民が一体となって、航空便の利用促進、空港機能の強化、二次交通対策等の取組を継続的に実施 してきたが、令和2年2月以降、新型コロナウイルス感染症による需要減少に伴う減便などにより搭乗者数が大幅に減少している。
     令和4年7月以降、通常運航に戻ったが、搭乗者数はコロナ前の5〜6割ほどまでしか回復していない(令和4年9月末現在)。
     コロナの感染状況はいまだ予断を許さず、今後も厳しい状況が継続することが予想されるが、新規路線の就航を含めた両空港の航空路線の充実に向けて、空港利用圏域の拡大や新たな利用者層の開拓など一層の取組が必要である。
     また、大幅に減少している搭乗者数の回復に向け、引き続き利用促進の取組を進めていく必要がある。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〇鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港の利便性等の向上を進め国内線の利用者増を実現する。また、国内線の定期路線の開設に向け、航空会社へのエアポートセールスを継続する。

○鳥取・米子両空港の利用促進を図るため、鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会と連携し事業を実施するほか、国内路線の充実を図るため、国、航空会社に対して要望を実施している。

○路線の利用状況調査・分析した結果を基に、
 ・首都圏から観光誘客
  …首都圏旅行会社への旅行商品造成、レンタカー助成事業
 ・地元発の利用増に向けた利用圏域の拡大
  …旅行しやすい価格帯での旅行商品造成、但馬・松江圏域へのPR
 ・航空便の利用による子育て施策や移住定住施策の促進
 …エアサポート事業

 等を柱に施策を実施しているところ。

○その他、新たな需要拡大に向けて、 
 ・イン・アウト空港の分散による利用拡大
 ・航空会社と連携した女子旅をターゲットにした情報発信

 等に取り組んでいるところ。

これまでの取組に対する評価

○鳥取空港・米子空港ともに、平成26年度以降、羽田便の利用者数は順調に増加しており、令和元年1月までは好調に推移していたものの、令和2年2月以降、新型コロナウイルス感染症による需要減少に伴う減便などにより令和3年度はコロナ前の令和元年度と比較すると、利用者が大幅に減少した。
 ・鳥取:令和3年度実績133,515人(対R1比:△255,181人/34.3%)
 ・米子:令和3年度実績198,952人(対R1比:△378,120人/34.5%)

○令和4年7月以降、通常運航に戻ったが、搭乗者数はコロナ前の5〜6割ほどまでしか回復していない(令和4年9月末現在)

○観光入込動態調査においては、コロナ前までは航空便を利用して来県される観光客は増加傾向であり、構成比も年々上がっており、観光利用者による航空便の利用の促進対策に一定の効果が出ていると評価できた。
 しかし、令和2年度は構成比は令和元年度と変わらなかったものの、令和3年度は減少に転じている。
 ・利用交通機関別観光入込客のうち飛行機利用者数(実人数)
  R3:149千人(構成比4.9%)
  R2:173千人(構成比5.2%)
  R1:318千人(構成比5.2%)

○一方で、鳥取空港の5便化は「羽田発着枠政策コンテスト」による臨時的措置であること、米子空港も6-9月は6便から5便になるなど、国内航空路線は流動的な状況にある。

○また羽田便は全国的に利用が好調で、他の自治体も羽田枠を熱望している状況もある。国内航空便の利便性の維持・向上に向けて、国や航空会社に要望し、実現に繋げていくためには、他の空港以上に需要を高めるため取組を強化してく必要がある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 45,000 0 0 0 0 0 0 0 45,000
要求額 45,000 0 0 0 0 0 0 0 45,000