これまでの取組と成果
これまでの取組状況
まんがアニメゆかりの地を旅する「聖地巡礼」が「旅の動機づけ」として国内外でブームとなっている。まんが王国を標榜する本県にとって絶好の機会であり、認知度向上と具体的な誘客促進に繋がる取組を行っていく。
新型コロナウィルスの影響で疲弊した観光産業の回復を後押しするため、アニメツーリズムの推進をめざす。国内向けには、まんがアニメファンに対する認知度の向上や誘客促進、海外向けには、催事出展で認知度向上を図るとともに、山陰インバウンド機構と連携した取組により来県動機づけを図る。(まんが王国とっとり満喫周遊パスは山陰インバウンド機構が実施するデジタルパスへ統合)
当官房の強みは、まんがアニメ作品や関連団体との連携である。これらとの連携により、効果的な情報発信を行う。
また、地域のまんがアニメ資源を活用した取組を支援する。
これまでの取組に対する評価
まんがアニメと連携した企画は、ファンの関心を強く誘うものであり、一定の効果が見られる。
「まんが王国とっとり」に対する効果で、今年度は名探偵コナンの新作映画上映に合わせたキャンペーンに、渋谷区観光協会と連携した取組を実施した。また、水木しげる生誕100周年に合わせ、展覧会との連携や舞台との連携して鳥取県のPR展示等を行い、認知度の向上を図った。
新型コロナウィルスの感染拡大により、他の観光施策同様、アニメツーリズムも停滞を余儀なくされている。感染の動向を明確に見通すことは困難であるが、来たるべき再開時に迅速に対応できるよう体制を整えておくことが必要と考える。