これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
第2期鳥取県総合戦略「鳥取県令和新時代創生戦略」(KPI)
令和新時代創造県民運動実践団体登録制度 540団体(令和6年度)(R4.3.31登録団体:513団体)
○令和新時代創造県民運動推進補助金
・令和4年度の令和新時代創造県民運動推進補助金には、42件の応募があり、39件(審査前10件)を採択した。
若者チャレンジ型:応募3件、採択3件(審査前1件)
とっとりドリーム型(ふるさと納税活用):応募2件(寄附実施中)
スタートアップ型(スタート支援):応募27件、採択25件(審査前9件)
スタートアップ型(ステップアップ支援):応募10件、採択9件(審査前1件)
○とっとり元気フェス、活動表彰
・平成31年3月に開催したとっとり元気フェスでは、講演会・パネルディスカッション、活動団体の紹介コーナーの設置、交流会及び優良活動へ表彰等を行った。(令和3年度は、ローカルテレビ番組とコラボしたイベントなど、親しみやすい内容を盛り込むとともに、初めてオンラインでユーチューブ配信を行ったことにより、直近の入場者数(R1:約1,500人)を上回る延べ3,446人の閲覧者数を記録し、地域づくり活動に関心が薄い層への訴求につながった。
○情報発信事業
・地域づくり活動が盛んになる9〜11月の期間に、重点的に広報等を行うことで、地域づくり活動の実践者のみならず、多くの県民が活動に触れるとともに興味を持っていただく機会を作った。
・マスコミとタイアップし県内各地の地域づくり活動の代表例を取材により新聞紙面で紹介するほか、継続的にホームページ等での紹介や報道提供を行い、活動規模の大小にかかわらず団体のモチベーション向上を図った。
・実践団体登録制度により、521団体の登録(令和4年10月12日現在)を行うとともに、各登録団体の活動内容を県民運動サイトに掲載し、情報発信しながら活動団体間の交流を促進した。
これまでの取組に対する評価
〇令和新時代創造県民運動推進補助金
・R3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、補助事業34件を採択・支援し、新たな地域づくりの機運の醸成につながった。特に、「若者チャレンジ型」では、7件(R2:6件)を採択・支援し、若者が主体の活動が広がった。また、補助金を活用した団体へのアンケート調査(回答:23団体、回収率:69.7%)では、補助事業実施後に何らかの波及効果を得られたと感じている団体がほとんどであるなど、補助金が活動の動機付けや意欲向上につながった。
〇令和新時代創造県民運動に係る登録制度・PR事業
・令和新時代創造県民運動実践団体登録制度では、令和新時代創生戦略の令和6年度目標数540団体に向け、新たに26団体の登録があり、堅実に増加した。(R4.3.31登録団体:513団体/鳥取県令和新時代創生戦略KPI:540団体)
・新たな取組「とっとりSDGsアワード」を実施することで、子どもや若者が地域づくりのプランを考えるきっかけづくりとなったほか、受賞したプランに対して人的支援等を行うことで、地域づくり活動への機運が高まった。
〇課題
・新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来型の地域づくり活動の自粛が相次いだが創意工夫しながら、徐々に活動を再開する団体も増えつつある。コロナ禍により希薄化してしまった人と人とのつながりをリアルでのイベント等の開催により取り戻すとともに、オンラインで開催される取組も引き続き支援していく必要がある。