これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)鳥取県におけるSDGs推進体制の整備
「鳥取県の将来ビジョン」や「鳥取県令和新時代創生戦略」にSDGsの視点を盛り込み、関係部局との連携によって、本県らしい地方創生の推進に取り組んでいる。
その中でも、官民連携のSDGsネットワークや若者ネットワークに加え、R3年度は新たに自治体ネットワークを設立・運営し、幅広いステークホルダーの協力・連携により、県内のSDGs推進を図っている。
また、県内団体のSDGsの取組紹介動画やSDGsに関するSNS、若者ネットワークが開発した企業向けアプリケーション等を掲載する「とっとりSDGsポータルサイト」を開設し、県内におけるSDGsにおける貢献の促進を図っている。
(2)SDGs普及啓発事業
・R3年度には新たにSDGs伝道師制度を開始し、県内の普及啓発の核となる人材を任命・派遣。R4年度には伝道師を追加し、県内からの様々な講演ニーズに対応し、パートナーシップによる普及啓発を進めている。
・R4年度に新たに「子ども伝道師制度」を設け、学校でSDGsを学び、学校や地域で実践する子ども達を伝道師に任命し、実践の輪を拡げている。また、子ども伝道師を対象に、海外とのオンライン交流を通じて、視野の広い未来人材を育成する「子どもアンバサダー制度」を創設した。
・鳥取発のSDGs普及啓発・実施強化期間として、「とっとりSDGsネットワーク」と連携し、R3年度に「とっとりSDGsシーズン」を初開催。R4年度はSDGs未来都市に選定されたことを踏まえ、未来都市としての発信をテーマにSDGs関連のイベントを実施を予定している。
これまでの取組に対する評価
(1)鳥取県におけるSDGs推進体制の整備
SDGsポータルサイトの開設やオンライン等を活用しながらSDGsの推進体制を強化してきている。今後はさらに、県内自治体や、中間支援組織であるとっとり県民活動活性化センターとの更なる連携強化を図りながら、広域連携やモデル事業の創出を引き続き取り組むことで、実践の輪を拡げていく必要がある。
(2)SDGs普及啓発事業
県民のSDGsの認知度は約90%まで高まってきている中で、SDGsの実践も徐々に浸透しつつある。今後はよりSDGsの実践を強化していくため、取組みを加速していく必要がある。