1 事業の目的・概要
老朽化が進んでいる講堂空調機を中央熱源方式から個別エアコン方式に変更するとともに、一般来庁者の利用が多い講堂前トイレの改修を行い来庁者及び職員の利便性向上を図る。
2 主な事業内容
・講堂空調機を個別エアコン方式のものに切り替える。
・講堂前トイレのバリアフリー化・機能向上化(多目的トイレ設置、自動扉化、洋式化、ベビーシートの設置、洗面台の拡充)を図る。
3 背景
(1)講堂空調機
・中部総合事務所講堂の空調機は平成3年(1991年)に設置され、計画更新年数20年に対し30年が経過している。
・経年劣化が認められ、湿度調整も不可能。風量調節もできず、広大な室に1機なので、十分な冷暖房機能を果たせていない。
・現在の講堂空調機は中央熱源方式のため、土日の利用がある際は全館空調の冷暖房を稼働する必要がある。
・県有施設中長期計画では令和4年度に当該空調機を「更新」することとなっているが、空調機を個別エアコン方式に変更することで、燃料費の削減が期待できる。
(2)講堂前トイレ
・講堂は中部総合事務所の会議室の中で一番面積が広く、一般の方が出席する会議・研修等が多く開催される。
(令和3年度は医療従事者を対象に新型コロナウイルスワクチン接種会場としても利用された。)
・講堂がある2階に多目的トイレがないとともに扉が重く開閉しづらいため改善が必要である。
・出席者には高齢者や女性も多く、洋式便器の設置や洗面台の改修を望む声が多い。
・講堂の利用人数(定員)に対し講堂前トイレは狭小で、ブースを拡大するためには講堂空調機スペースを利用する必要がある。
よって、講堂前トイレの改修は講堂空調設備改修と同時に実施することが望ましい。
4 事業スケジュール
令和4年度・・・実施設計委託(4,094,200円)
令和5年度・・・改修工事、完成(今回要求:81,100千円)