1 事業の目的・概要
水力・風力発電所における継電器・遮断器等の主要電気機器の点検を行う。また、太陽光発電所を含む安全用具の点検を併せて行う。 この業務は、毎回複数年契約(2か年)で行っており、現契約が今年度で終了するため、引き続き要求する。
2 主な事業内容
発電所内の継電器・遮断器等は事故や故障等の際に迅速に作動し、電気的・人的被害を起こさないようにするため重要な機器である。そのため企業局が定めた「鳥取県電気事業の電気工作物保安規程」に基づき当該機器の点検を行う。
また、発電所の操作・点検時に使用する安全用具についても、労働安全衛生規則に基づき半年毎に点検を行う。
3 債務負担行為
〇要求総額: 11,308千円
(令和5年度: 5,518千円、令和6年度(債務負担行為): 5,790千円)
| R5 | R6 | 計 |
水力発電費 | 4,483千円 | 5,570千円 | 10,053千円 |
風力発電費 | 845千円 | 30千円 | 875千円 |
太陽光発電費 | 190千円 | 190千円 | 380千円 |
計 | 5,518千円 | 5,790千円 | 11,308千円 |
4 債務負担行為の理由
当業務は、主に各年度の秋季(10〜12月)に実施する点検作業であり、受託者との点検日の調整に労力を要しているため、複数年契約にすることで、早期な段階で日程を確保することができる。
※企業局以外の水力発電所においても、工事・点検作業の多くは、出水期でない秋季に偏るため、早期に点検技術者を確保する必要がある。