これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
(第4期(H31(R1)〜R5)のKPIの達成状況)
(1)企業訪問件数 2,500社 R3終了時点:2,137社 (進捗度85%)
(2)利用企業満足度 「満足」80%以上 R3:98.7%(達成中)
(3)技術移転件数 60件 R3終了時点:51件(進捗度85%)
(4)知的財産権の活用
(出願件数) 32件 R3終了時点:27件(進捗度84%)
(5)研究開発
プロジェクト件数 年間30件 R3:30件(達成中)
独自技術開発件数 50件 R3終了時点:44件(88%)
(6)人材育成メニューの充実
参加企業数 800社 R3終了時点:1,252社(進捗度157%)
参加者数 1,600名 R3終了時点:1,842名(進捗度115%)
(中級以上)育成者数 260名 R3終了時点:414名(進捗度159%)
(7)県内外機関との連携支援 プロジェクト数40件 R3終了時点:50件(進捗度125%)
(8)外部資金新規獲得 40件 R3終了時点:33件(進捗度83%)
<取組状況・改善点>
・第3期までの取組を基盤に、鳥取県産業技術センターが保有する技術・研究成果・人材が、県内企業の技術力向上や課題解決などに着実に貢献し、企業課題解決に向けた技術支援や研究開発、企業支援のマネジメント、業務運営が総合的に機能し、第4期中期目標達成に向けた取組が引き続き順調に進んでいる。
・令和元年12月に開設した「AI・IoT・ロボット等先端技術実装支援拠点(とっとりロボットハブ)」県内企業ニーズが高まっているAI・IoT・ロボット等先端技術の実装支援の強化に取組んでおり、今後も、県内企業の生産性向上へ向けた実装支援と人材育成を推進していく。
これまでの取組に対する評価
第4期中期目標期間の初年度として意欲的に活動した結果、第3期までの取組を基盤に、鳥取県産業技術センターが保有する技術・研究成果・人材が、県内企業の技術力向上や課題解決などに着実に貢献し、企業課題解決に向けた技術支援や研究開発、企業支援のマネジメント、業務運営が総合的に機能し、第4期中期目標達成に向けた取組が順調に進んでいる。(第4期中期目標期間の見込実績評価も「A」となっている(令和4年9月に知事決裁))
〇新型コロナ感染拡大への対応の中にあっても、ウェブ会議システムを積極的に活用するなど工夫して、企業訪問件数は年度KPIを大幅に上回る件数となっている。(計画610社→実績746社)
○人材育成、技術移転等により、企業の課題解決力、新商品開発力等、県内企業の競争力が向上に貢献している。
・技術相談を契機に、工程改善や共同研究への発展、技術移転による事業化・商品化などの各段階にセンターが関与する成功事例が見られた。
・センターの活動のアウトプットのひとつである技術移転の件数は前年同数の17件となり、R3計画件数(15件)を上回って達成した。
・実践的な研修メニューにより、R3年度は、人材育成メニューへの参加企業数は402社(KPI:200社)、参加人数は570名(KPI:400名)、上級講座による育成者122名(KPI:65名)と大幅にKPIを上回る実績となっている。