これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)ひとり親家庭学習支援事業
平成25年度から事業を開始。平成25年度は県がモデル的に事業を実施し、その成果を踏まえて平成26年度からは市町村事業として展開。
平成26年度は2市、平成27年度は5市町、平成28年度は6市町、平成29年度からは7市町が学習支援事業を実施している。
(2)ひとり親家庭生活向上事業
ひとり親家庭が日常生活の中で直面する悩みや問題等を解決するための相談支援の実施、生活環境の変化により日常生活を営むのに支障が生じた場合の生活支援を実施するとともに、地域のつながりを強めるため、ひとり親家庭の情報交換の場の提供を行うなど、不安解消や生活基盤の安定のための支援に取組んでいる。
これまでの取組に対する評価
(1)ひとり親家庭学習支援事業
平成25年度に実施したモデル事業の成果(ひとり親家庭の児童及びその保護者の学習支援の要望、感想等)を踏まえて事業の改善点等についてとりまとめて市町村に対して情報提供を行い、平成26年度以降の市町村での実施につなげた。
保護者及び児童のアンケートからは、「また参加したい」「今後も続けてほしい」などの意見があり、ひとり親家庭のニーズが高いものと考える。
引き続き、県内市町村に事業が展開できるよう、市町村に働きかけていく。
(2)ひとり親家庭生活向上事業
子どもの養育面や健康の維持管理等、ひとり親家庭の不安、負担となっている課題等の解消につながっている。
ひとり親家庭の多くは、子育てと生計の担い手という二重の役割を一人で担っており、住居、収入、子どもの養育等の様々な問題に直面していることから、日常生活を安心、安定して営めるよう継続して相談支援、生活支援を実施する必要がある。