これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
・機械化により作業効率を高め、低コスト林業を推進していく。
〇取組状況・改善点
・林業機械導入に対する支援に加え、高額な林業機械導入のため資金調達や、使用頻度の低い林業機械の導入は林業事業体の負担が大きいことから、リース・レンタルについても支援をしている。
・国庫補助事業において、持続的な森林経営を目指す林業経営体の育成支援制度として機械リース事業が拡充され、平成30年度事業(6月補正)から取組みを開始した。
・施業の奥地化に伴い小型機械によらなければ搬出作業が困難なことから、令和2年度事業からトラックの最小規格を4tから2tへ拡充。
・皆伐再造林を推進するため、基本補助率を1/5とし、皆伐再造林を計画している事業実施主体に対しては、補助率を3/10と変更。
これまでの取組に対する評価
・近年、木材需要量が増加していることから、各事業体は作業体制の強化を進めており、林業機械整備に対する支援が大きな後押しになっている。
・新規参入事業体についても、本事業を活用することにより、本格的な事業実施に移行しやすい。
・素材生産量は年々増加しており、令和3年には約28万8千立方メートルに達している。
・施業地の奥地化や未整備森林での作業が増加傾向にあることもあり、搬出コストの低減については進みにくい状況にあるが、機械化により徐々に効果が現れている。