これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇鳥取県農業生産1千億円達成プランの繁殖雌牛5,000頭、肥育出荷頭数5,000頭(令和5年)の目標達成に向けて、繁殖雌牛と肥育牛の増頭を進める。
〇令和2年10月に鳥取県産和牛の保護及び振興に関する条例を制定、その条例に基づく和牛振興計画を令和3年4月に作成し、その計画に沿った事業を実施している。
〇これまで和牛の増頭を積極的に推進してきたが、令和2年あたりから牛を飼養するスペース、牛舎が不足しているため、牛舎建築への補助を求める声が生産者、農協からあがってくるようになった。その声が聞かれるようになってから増頭数も徐々に減ってきている。
〇今年度は増頭事業も推進しつつ、生産者が牛舎の増改築または改修に向かえるような施設整備支援事業を拡充した。
〇鳥取県は令和2年と3年に和子牛市場の平均価格が日本一となった。今後も和子牛市場の活性化を図るため、さらなる支援策を講じる。
これまでの取組に対する評価
〇令和2年度に、繁殖雌牛頭数は1年間で453頭増加し4542頭、肥育牛飼養頭数は386頭増加し6400頭と順調な推移を示しているが、県が定める目標を達成するには、さらに継続した対策が必要である。
〇セリ上場牛へのワクチン投与や雌子牛のゲノム育種価表記の開始により全国から注目される和子牛市場となっている。