1 事業概要
境港地域で水揚げを行う漁業者の経営改善対策として、漁具倉庫を整備し、野ざらしとなっている漁具を保管するとともに、漁具交換、修繕の際の漁具運搬に係る経費を削減し、漁業の効率化を図る。
2 事業内容
総事業費 | 180,000千円 |
事業主体 | 鳥取県漁業協同組合 |
実施地区 | 境港地区 |
事業規模 | 漁具倉庫10区画(967.5m2) |
補助率 | 国1/2、実施主体1/2 |
3 背景
境港支所では、平成30年より新規で沖底船が加入した。沖底用の漁具倉庫がないため、漁網・ロープ等が野ざらしの状態で保管されており、漁網・ロープ等の劣化、盗難の恐れがある。既存の保管場所は係留場所から距離があるため、作業効率が悪い。また、境港地区では鳥取県東部地区の沖底船も水揚げを行っているため、漁具交換、修繕の際に漁具を運搬する労力、費用が嵩んでいる。
4 事業効果
漁具倉庫の整備により安全な漁具の保管場所を確保し、直射日光による漁網の劣化、盗難防止を図る。また、係船場所の近くに漁具倉庫を整備することで、船員の労力削減、負担軽減を図るとともに、鳥取県東部地区の沖底船の漁具運搬に係る労賃、燃油代の削減を図る。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
安全な漁具の保管場所を確保し、直射日光による漁網の劣化、盗難防止を図る。また、係船場所の近くに漁具倉庫を整備することで、船員の労力削減、負担軽減を図るとともに、鳥取県東部地区の沖底船の漁具運搬に係る労賃、燃油代の削減を図る。
これまでの取組に対する評価
水産業強化支援事業により、平成31年に鳥取県漁協酒津支所の燃油補給施設整備を実施した。新たに計量機建屋を新設し、給油導線の効率化を図った。(6分→0分)。同時に給油機能を回復させ、給油時間を短縮し、労務時間の削減を図った。(22分→5分程度)