これまでの取組と成果
これまでの取組状況
試験研究開発業務を支障なく行うための庁舎管理及び調査船の維持管理等を行うとともに、(公財)鳥取県栽培漁業協会の栽培漁業の普及振興活動を支援するための交付金を交付することで、当該法人の自立を促す。
(1)栽培漁業センター管理運営費
当センターが昭和56年に開設されて以来、組織の業務を支障なく行うため、日々の庁舎管理(休日夜間の警備、(公財)鳥取県栽培漁業協会への委託による機械設備の点検等)を継続的に行うとともに必要な建物・設備の修繕や機械の更新等を行ってきた。 特に初期の建物・設備・機械は老朽化しており、その維持管理に多額の経費が必要となっているが、計画的に建物の改修や設備機械の整備点検によって長寿延命化し効率活用を図っているところである。
〔過去の主な大規模修繕等の実績〕
H25年度…非常用発電機整備点検
H26年度…3〜5号濾過機電動弁整備点検、4号濾過機濾材交換、発電機関係の修繕
H27年度…海水取水管修繕
H30〜R元年度 …ヒラメ棟改修
R2年度 …管理棟外壁改修
R3年度 …クルマエビ棟改修
R4年度 …通路鉄部塗装・吊金具取替工事(年度内完了予定)
高圧受変電設備改修工事(R4〜5・継続費)
また、栽培漁業の普及振興に繫がるよう(公財)鳥取県栽培漁業協会の自立を促し、栽培漁業活動を支援のため交付金を交付しており、平成28年度からの第3期が令和4年度に終了することから、令和5年度当初予算要求において令和5〜9年度分(第4期)の債務負担行為要求をするものである。
(2)おしどり維持管理費
船体及び機関の日常点検、メーカー等による定期整備、航海計器等の修繕を実施している。
これまでの取組に対する評価
(1)栽培漁業センター管理運営費
特に庁舎管理上、大きな問題もなく、また建物・設備・機械が原因で研究開発が中断されることもなく組織の業務を円滑に行うことができた。
(2)おしどり維持管理費
試験船の定期及び日常点検整備並びに修繕により調査の不備も無く概ね順調に行っている。