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令和5年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:社会福祉総務費
事業名:

相談支援スーパーバイズ事業

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総務部 人権・同和対策課 人権相談担当 

電話番号:0857-26-7583  E-mail:jinken@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 668千円 0千円 668千円 0.0人
668千円 0千円 668千円 0.0人

事業費

要求額:668千円    財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

人権相談の総合的窓口となっている人権局が、他の相談窓口の人権に関する問題への対応支援について、相談者に十分に寄り添えるよう、相談員の支援スキルのレベル確保や相談機関の連携強化、個別相談の連携支援などのスーパーバイズ機能を果たすよう取り組む。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
相談支援機能の連携強化相談支援機能の一層の連携強化を図る。
ア 人権に関する相談にかかる連絡調整会議の開催(随時)
    ・たらいまわし事例の共有及び対応・対策検討
    ・連携支援事例の共有及び伴走支援への連携策の検討
    ・条例・規則、鳥取県人権施策基本方針、ネットワークの取組等     の人権局相談窓口業務を含む人権相談関連情報の共有
イ 相談支援機関の支援員名簿のとりまとめ・作成
相談支援スキルのレベル確保各相談機関の支援員のスキルアップを図る。
ア 相談員としての基本的対応に関する研修(年2回)
  各相談機関の支援員に相談業務に必要な受容、傾聴等のスキ     ルアップ研修を実施。
イ 専門的かつ総論的な研修(年2回)
  各相談機関の支援員に人権関係法案、人権問題、福祉関係全     般等の専門的かつ総論的な研修を実施。
 (経費内訳: 講師の謝金・特別旅費、会場使用料)    
210
個別相談の連携支援各相談機関で相談事案を解決に導くために、困難事案について、人権相談窓口の専門相談員の活用を図る。
ア 人権相談窓口の専門相談員の活用
  より専門的な知見を有する専門相談員による相談支援を行う。
   分野;法律、精神医療、臨床心理、同和問題、子ども、外国人、         教育、福祉、女性
イ 各機関が検討するケース会議へ専門相談員を派
  必要に応じて、各機関が関係機関と支援方策等を検討するケース会  議へ専門相談員を派遣し、解決に向けた支援を行う。
 (経費内訳:専門相談員の謝金・特別旅費)
458
合計
668
       ※孤独孤立相談における人権相談窓口の役割(主に3を想定)
        ・生活困りごと相談の困難事案について、人権相談での実務や経験に基づき、解決に向けた助言・支援を行う。
        ・専門的知見を要する事案については、専門相談員の活用により解決に向けた対応を行う。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


【人権相談窓口の沿革】
・鳥取県人権尊重の社会づくり条例を改正し、平成21年度から正式スタートさせた。(人権救済条例見直し検討委員会の意見を受けた「人権救済条例」の代替案)
・人権相談窓口へ寄せられた相談に対し、関係機関、専門機関との連携などトータルな支援を通じて本質的な解決をを目指している。
・こどものいじめ問題に対応するため、平成24年9月から人権局に「こどもいじめ人権相談窓口」を開設した。
・平成28年12月、部落差別解消法の施行に伴い、同和問題、部落差別相談窓口として明確化した。
・平成29年9月、鳥取県みんなで進める障がい者が暮らしやすい社会づくり条例(あいサポート条例)の施行に伴い、障がい者差別解消支援センターとして位置付けられた。

【人権相談窓口の取組み】
・県民からのさまざまな人権に関する相談に対応。
・相談者の気持ちを受け止め、相談内容を整理し、解決方法を一緒に考え、対応方法や多様な関係制度等について情報を提供。また、相談窓口が関係機関へ相談内容を伝達し、相談者の負担を軽減するなど、相談者をきめ細かく支援。
・市町村教育委員会等関係機関との相談事例の対応策を話し合うケース会議の開催を行い、相談事案を解決に導いてきた。
・県・市町村の相談員に対する合同研修会の開催など、関係機関との連携強化に向けた取組を実施。(この数年は研修はコロナにより休止)
・さまざまな会議・イベント等において、人権相談窓口のチラシを配布するなど、人権相談窓口の周知に努めた。
・関係機関との連携・調整機能を高めるために、各人権相談窓口の担当者が管内の市町村・関係機関等を訪れ、窓口の理解と一層の連携・協力の促進を図った。

これまでの取組に対する評価


【人権相談窓口】
・平成21年度の正式運用開始以来、次のとおり相談者を支援し、解決促進に努めた結果、多くの解決に至る成功事例を積み上げてきたものと考えている。
ア 相談内容を整理し、資料にまとめて示すなどして、関係機関等へ 伝達することで解決を促進
イ ケース会議など関係機関と緊密に連携して支援
ウ 相談内容を第三者として学校等関係機関に冷静に伝達し、問題 への解決を促進
エ 関係機関へ同行し問題への対応を促進
オ 関係調整により、相談者の関係機関への不信感を低減して解決 を促進
・こうした人権相談窓口の積み重ねが、平成24年度に開設することとなった「こどもいじめ人権相談窓口」や「鳥取県いじめ問題検証委員会」の条例設置においても非常にノウハウとして生かされ、スムーズな設置が可能となった。

【スーパーバイズ機能発揮を目指して】
・人権相談窓口の実績と経験に基づき、県関係機関の相談窓口をスーパーバイズしながら、関係機関と連携・協力し、各相談窓口の相談者に対する支援機能を高めていく。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 668 0 0 0 0 0 0 0 668