本年3月に観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」のモデル観光地に、鳥取・島根エリアが認定された。
令和5年度は、国の支援を受けながら、主にマスタープランの策定と地域経営体制を構築し、これから5か年程度のスパンで、アドベンチャーツーリズム等の観光資源の磨き上げ、コンシェルジュ等の人材育成、ヤド等の受入環境整備など世界レベルへの観光地への磨き上げを行い、ハイエンドの誘客促進を行う。
(国の支援内容・取組)
・市場調査の実施、マーケティング戦略策定(ターゲット設定、ニーズの把握等)
・専門人材(ファイナンス、観光コンテンツ、デベロップメント、ブランディング等)の派遣による戦略・マスタープラン策定
・ハイエンドコンテンツの造成(企画・プロデュース、モニターツアー、実証、広報)
〇磨き上げを行う主なコンテンツ
・鳥取県の豊かな自然を活用したアドベンチャーツーリズム
大山を始めとする自然を活用したスピリチュアル・ヒーリング(うまれかわりの体験)、ブナの原生林が育む豊かな水がもたらす恵みを知る旅などのアドベンチャーツーリズム。
・大山山麓の水と土によって育まれる食材
鳥取和牛、日本海味覚の王松葉ガニ、クロマグロ、野菜、天然菌類、果物など。
・心を清めるトレッキングや温泉体験
日本一危険な国宝「投入堂」への修験の道を登る行者体験、世界屈指のラドン泉でのメディカルツーリズム、白壁土蔵のレトロな街並みで伝統工芸に触れる癒しの旅 など。