これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
○これまでの小学校高学年における教科担任制推進事業の成果と課題を踏まえ、引き続き、学級担任間の交換授業や専科教員の教科授業に取り組み、教科担任制の円滑な導入と推進を図る。
【取組状況】
○小学校高学年における教科担任制の効果的な指導体制の在り方について、令和4年度は5校の推進協力校が実践・推進している。
・時間割、取組状況の報告
・連絡協議会の実施と報告(年2回)
・推進協力校の教職員に対してアンケートの実施(年2回)
・推進協力校及び推進協力校以外の取組状況把握
・推進協力校等の事例のHP等での県内への周知
○学習指導の充実、生徒指導の充実等、働き方改革の推進、中学校への円滑な接続を視点に、小学校専科教員の教科授業と学級担任間の交換授業を組み合わせた教科担任制の好事例の周知を図る。
これまでの取組に対する評価
推進協力校教職員アンケートから(肯定的な回答の割合)
児童の授業の理解度の向上(約94%)
授業の好きな児童の増加(約86%)
楽しく学校に通う児童の増加(約80%)
教員の時間外勤務時間の縮減(約80%)
教員が児童と向き合う時間の確保(約51%)
小中連携による生徒指導の充実(約40%)
空き時間の増加と教材研究の時間の短縮が業務改善につながり、業務改善によって生まれるゆとりが児童と向き合う時間の確保につながると考えられるが、十分な教員配置ができていない学校があるため、約半数の肯定的な回答にとどまっている。