これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
・産業廃棄物の適正処理の推進
高濃度PCB廃棄物については、既に特例処分期限日が到来していることから、早急に継続保管物等の処理を行う。
低濃度PCB廃棄物については、処分期限であるR9年度末までに処理を行う。
<取組み>
・中小企業者のPCB廃棄物処理に対する支援(基金への拠出)
・PCB廃棄物の適正な保管及び期限内処理の指導
・鳥取県PCB廃棄物処理計画に基づき、処理方策の周知・普及啓発
・微量PCB混入機器の適正な取扱い等に関する周知徹底
<新規:低濃度PCB汚染機器適正処理普及啓発事業>
・低濃度PCB汚染機器の処分期限が令和9年3月31日であることから、計画的な処分を行うため啓発リーフレット等を作成し、低濃度PCB汚染機器の使用実態が多い事業者に普及啓発を行う。
<達成度>
・本県における高濃度PCB廃棄物(変圧器・コンデンサー・安定器等)については既に処分期限を終了しているものの、継続保管物等については、当面の間JESCOにおいて処理が継続されることとなった。
・低濃度PCB廃棄物の処理率は約98%であり、処理は順調に進んでいるものの、使用中の低濃度PCB汚染機器については法制度上届出が任意であり把握が困難な状況である。
これまでの取組に対する評価
・保管中のPCB廃棄物については、適正保管を指導してきており、概ね適切に保管されている。
・低濃度PCB混入機器の把握と適正処理を推進するため、分析経費の助成(H22〜H23)を行い、低濃度PCB廃棄物の掘り起し等に一定の成果あり
・中小企業者等を対象とした低濃度PCB汚染機器の処理補助金(H26〜H30)により、低濃度PCB廃棄物の処理が進捗した。