これまでの取組と成果
これまでの取組状況
県段階では、生産現場への啓発活動として、テレビ、ラジオによる啓発情報の提供、農繁期の農作業安全運動を展開、死亡事故防止キャンペーンとして農作業安全標語コンクール等を実施した。
・また、農作業事故の調査・分析をもとに指導者向けの研修を実施し、啓発活動の充実を図った。
・平成28年より開始した地域、組織経営体を主体とした対話型安全研修を県段階から、地区段階への開催に移行しており、より密着型で多くの経営体で実施できるよう取り組んでいる。
・平成29年より、熱中症防止を目的に、おしっこチャートを作成し配布、農機具盗難防止と合わせてチラシを作成し、発生防止を呼びかけている。
・大型特殊免許の取得促進についても技能習得支援事業により、令和2年度356名、令和3年度(10月末現在)166名の大特免許取得に寄与した。
これまでの取組に対する評価
・農作業死亡事故発生件数は減少しているとはいえず、引き続き事故防止に対する啓発について継続した取組が必要である。
・市町を中心とした地域活動の体制も5年目で定着してきている。
・農機具盗難被害は、平成29年以降発生していない。