これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 財産の適正管理
自作農財産管理人が、1年かけて県内すべての財産について巡回することにより、財産の適正管理、無断使用の防止に努めている。
自作農財産の維持管理を円滑に実施するため、令和3年度から、自主的に国有農地の除草等を行うことを希望した者に対して自作農財産管理ボランティア活動として報奨金を支払う制度を創設した。
2 財産の早期処分
処分計画に基づき、売払等の早期処分に努めている。
これまでの取組に対する評価
財産を取得(買収)したときから相当な年月が経過しており、年々処分が困難になってきている。それでも地域の農家へ財産を売払うことにより財産を減らしており、制度創設の目的を果たしているものと考えられる。
農業利用に供しない土地については、財務省へ所管替え作業が進められており、国有農地の測量・境界確定に必要な所在地特定作業の早期実施、台帳未登載財産の確認作業に必要な登記履歴等の早期収集が求められている。