1 事業の目的・概要
新たな産後ケア施設の設置を支援するため、宿泊型の産後ケアを行う助産所への施設・設備整備の助成予算を増額するとともに、デイサービス型の産後ケアを行う施設の整備を進めるため、産後ケア事業の実施に必要な増改築又は改修に要する工事費、設備購入費及び賃借料等への助成を新設する。
また、産後ケア事業の利用者の拡大を受け、産後ケア無償化事業の予算の不足が見込まれるため、増額する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
区分・細事業 | 事業概要 | 補正要求額 |
| 助産所施設・設備整備事業 | 産後ケア(宿泊型)を行う施設を増やすため、有床設備のある助産所の設置に必要な増改築又は改修に要する工事費、設備購入費及び賃借料等を助成する。
※事業実施主体を「助産所」から「産後ケア事業実施者」に拡充する。
【対象】 市町村又は事業所
【補助上限額】1か所あたり3,000千円
【補助率】
(1)市町村の補助がある場合:県1/2、市町村1/4、事業者1/4
(2)市町村の補助がない場合:県1/2、事業者1/2 | 3,000 |
| 産後ケア施設(デイサービス型)施設・設備整備事業 | デイサービス型の産後ケアを行う施設を増やすため、施設設置に必要な増改築又は改修に要する工事費、設備購入費及び賃借料等を助成する。
【対象】 市町村又は事業所
【補助上限額】1か所あたり1,000千円
【補助率】
(1)市町村の補助がある場合:県1/2、市町村1/4、事業者1/4
(2)市町村の補助がない場合:県1/2、事業者1/2 | 3,000 |
| 産後ケア無償化事業 | 市町村が実施する産後ケア事業を利用した者の利用料(個人負担額)相当額に対し県が助成し、個人負担額を無料とする。
【対象】 個人負担額無償化を図る市町村
【助成額】 産後ケア個人負担額を無償とするために必要な額
【補助率】 県10/10 | 1,500 |
合計 |  | 7,500 |
3 背景
・令和2年度から産後ケア事業の利用料無償化を開始(県補助金活用)し、利用者が大きく増加した。
産後ケア施設が多く所在する鳥取市、米子市で利用件数が大きく伸びる一方で、2市以外の市町村での利用件数の伸び幅は小さく、特に県中部圏域でこの傾向が強い。
・県中部では宿泊型、デイサービス(通所)型の産後ケアを行う施設が診療所1カ所のみであり、出産後4ヶ月程度までの受け入れとしている。出産後5ヶ月以上の方は、県中部に有床の助産所がなく宿泊型、デイサービス型の受け入れが行われていないため、鳥取市又は米子市の助産所を利用する必要がある。