これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成24年度に障害者虐待防止法が施行されて以来、県内でも障害者虐待は毎年一定数認定されているところである。虐待防止・養護者支援のため、現在まで以下の取組を行っている。
・障がい者虐待防止・権利擁護の指導的役割を担う者を養成し、障害福祉サービス事業所等の従業者や管理者の理解を深めるとともに、市町村や相談支援事業所等の相談窓口職員の専門性の強化を図るため、研修を実施してきた。
・市町村虐待防止センターや権利擁護センターを支援するための支援チームを設置し、専門的立場での助言を行うなど、虐待防止やその解決のための取組を実施している。
これまでの取組に対する評価
・研修開催により、虐待の未然防止、虐待認定のための対応機能の向上を図ってきた。
・各圏域に支援チームを設置することにより、市町村等から相談しやすい体制を整備している。
・これまでも重大な虐待事案が発生しており、障害者虐待防止法の周知啓発や理解と併せて、障害福祉サービスの指導監査を通した質の向上も不可欠である。
・虐待の未然防止等のため、更なる研修等の充実を図っていくと共に障がい者の権利擁護への意識を深めていく必要がある。