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令和5年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:文化財保護費
事業名:

日本刀を活用した魅力発信事業

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地域づくり推進部 文化財課 文化財保護担当 

電話番号:0857-26-7937  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R5年度当初予算要求額 3,013千円 2,339千円 5,352千円 0.3人 0.0人 0.0人
R4年度当初予算額 6,916千円 2,366千円 9,282千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,013千円  (前年度予算額 6,916千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 刀剣女子などコアな刀剣・歴史のファン層が生まれる一方で、人気アニメを通じて全国で刀にまつわるスポットを巡る家族連れや幅広い年齢層も発生していることから、本県でも刀剣類等の調査研究成果をもとにしたフォーラムや関連展示を通して魅力発信を図るとともに、地域資源として観光素材等への活用につなげる。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
【継続】因伯名刀フォーラム【コアな刀剣ファン層向け】
  • 刀剣専門家等による日本刀の魅力を語るフォーラムの実施
  • 「日本刀」と「たたら」をテーマとした企画展開催
2,284
1,339
「古伯耆」等ゆかりの刀剣を展示
【継続】調査研究印賀鋼、古伯耆物等刀剣類の分析及び調査
729
1,077
【終了】鬼や刀ゆかりのスポット周遊企画商品の造成、受地整備、情報発信等家族連れなど、刀や鬼に関心を持ち始めた層向けに県内の鬼や刀にまつわるスポットを巡る企画商品の造成(受地整備)、情報発信、ツアー実施等
4,500
※R3〜4年度に実施済
合計
3,013
6,916

3 これまでの取組・背景

平成29年度から、鳥取県中西部を中心に伯耆国「大山開山1300年祭」事業を展開し、プロジェクトの1つでもある「『大山』の恵みを感じるプロジェクト」では、「日本刀」、「たたら」をテーマに大山の歴史・文化を発信してきた。
    • また平成29年、春日大社が所蔵する太刀に「古伯耆物」があることが判明し大きな話題となった。これを契機に、令和元年12月28日から春日大社において『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催され、鳥取県も展示やイベント開催などに協力をしてきた。
    • こうした流れを受け、令和2年度には日南町美術館において『古伯耆物の系譜〜伯耆における刀剣の歴史〜』を開催し、県内の方々にも知っていただく機会を設けることができた。
    • 令和3年度は会場を北栄町に移し、刀剣展示は県立博物館と北栄町教育委員会、刀剣フォーラムを文化財課と分担・連携して実施した。令和4年度は刀の装飾品(鍔など)に焦点を当て、刀の新たな魅力を紹介するフォーラムを開催予定。
    • 刀剣女子など、コアな刀剣・歴史のファン層が生まれる一方で、人気アニメを通じて刀や鬼にまつわるスポットを巡る家族連れや幅広い年齢層も発生したことから鬼伝承六神社巡り(御朱印・物語巡り)等の企画商品を造成するなど観光周遊への取り込みを図った(令和3・4年度実施)。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○事業目標
県内における刀剣・たたらに関する周知を広めるとともに、その基礎となる調査等を進め情報収集しながら現況を確認し、保存と活用につなげる。

○取組状況
・刀剣・たたらに関する展示を実施し、多くの集客があった。
・社寺が所蔵する資料を調査し、刀剣類の鑑定をするとともに、保存状況との確認をしている。
・たたら関連資料の理化学分析を実施し、材質や出来具合、制作技法等について検討するなど、県内におけるたたら生産の特質について調査を進めている。

これまでの取組に対する評価

・名刀「古伯耆物」日本刀顕彰連合を中心に、県関係機関や中西部の市町村、観光関係団体、民間団体等様々な部署と連携し事業を進めることができており、たたら・刀剣を活用した地域振興につながっている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,916 0 0 0 0 0 0 0 6,916
要求額 3,013 0 0 0 0 0 0 0 3,013