これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
○客観的証拠による的確な立証を図り、犯罪の悪質化・巧妙化等に対応するため、関連資機材を整備するとともに、現場鑑識活動の更なる徹底及び科学捜査の高度化を推進する。
【取組状況・改善点】
〇 犯罪発生時には、早期に現場臨場し、客観証拠物を適正な方法で収集確保し、迅速・的確に科学鑑定を行うことが重要である。 そのためには、現場鑑識活動の更なる徹底及び科学捜査の高度化を推進すべく、関連資機材の整備を進めている。
〇 コロナ禍でリモートによる開催を活用しつつ、毎年度、似顔絵作成コンクール、隔年で、鑑識技術コンクール、現場鑑識競技会をそれぞれ実施しているほか、指掌紋鑑定、足跡鑑定、DNA型鑑定、薬毒物鑑定、ポリグラフ検査、画像処理、現場科学検査班による出動などを実施している。
〇 コロナ禍によりほとんどの学会がリモート開催となったが、参加できる学会では研究発表を行い、新たな鑑定方法を取得し、科学鑑定に役立てている。
これまでの取組に対する評価
〇 一線からの声を反映しながら、現場鑑識活動に適した装備資器材を開発・改良するため、鑑識技術コンクールを継続して開催する必要があるほか、採取資料の適正な立証措置等現場鑑識活動全般にわたる幅広い教養を行うとともに、捜査員の鑑識技術の向上と鑑識専務員の育成を目的として、似顔絵作成コンクール及び現場鑑識競技会を継続して開催する必要がある。
〇 客観証拠の重要性が益々高まっていることから、高度な科学鑑定の活用をより一層推進していく必要がある。
〇 鑑定機器を有効活用し、迅速・適正な鑑定業務を推進する必要がある。
〇 学会の開催がなく参加できていないが、科学鑑定向上に向け、学会への参加、研究発表を行う。