これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
○通信指令・総合指揮システムの総合的な整備・充実を図り、初動警察活動を的確に推進する。
【取組状況・改善点】
【事件・事故への迅速かつ的確な初動警察活動】
110番通報による事件・事故等の届出時、現場への早期臨場と初動的な活動、情報の集約・確認及び緊急配備を行うためには、事案内容を警察署等へ迅速かつ的確に指令する必要があり、より的確な指令を実施するため、通信指令システムの高度化を図っている。専用端末、カーロケ端末を整備し、パトカー、警察官の位置情報と現場で撮影された映像を組織的に共有し、的確な初動警察活動に努めている。
令和3年2月に通信指令システムの更新を完了し、運用を継続しているところであるが、引き続き初動警察刷新強化の定着化に向けた取組を実施していく。
これまでの取組に対する評価
警察を取り巻く環境は複雑、多様化し、各種事件事故等が発生した際に、警察官が現場臨場し、適切な事案対応を執る初動警察活動の重要性は一層増している。110番通報の受理時の現場特定や、現場画像を警察署等へ指令手配するシステムの整備は、犯人検挙と被害の拡大防止、事案解決など県民の安全安心のため、必要不可欠である。
通信指令システムは、発生場所等の正確な位置の特定、画像又は映像による手配など的確な指令を実現するための機能の維持を図るとともに、時代の変化に対応できるよう機能強化を含めた次期更新システムへの確実な業務移行を推進していく必要がある。